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2016年09月02日

オーストリア代表CBが、ライプツィヒを選ばなかった理由

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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移籍期限最終日に、ザルツブルクからアウグスブルクへと移籍したマルティン・ヒンターエッガー。今夏にはザルツブルクから姉妹クラブのライプツィヒへ8選手が移籍したが、なぜあえてアウグスブルクを選択したのか、その理由について、オーストリア代表が語った。


「ザルツブルクへのリスペクトから、ライプツィヒへの移籍は考えられなかったよ」と23歳のCBはコメント、さらに「これはリスペクトの問題だ。条件はライプツィヒの方がよくても、ライプツィヒ以外のクラブでブンデスに復帰できたことが嬉しいよ」との考えを示している。


昨季後半戦にグラードバッハへとレンタル移籍していた同選手。その時間を除きこの6年間は、ヒンターエッガーはザルツブルク一筋のキャリアを継続してきた。そんな自身のクラブが、指揮官から「ユースチームに成り下がった」と苦言を呈するほどの変化をみせており、ヒンターエッガーも心を痛めている。


「ライプツィヒがザルツブルクを崩壊させていく様を見るのは、決して気分のいいものではなかった。二つのクラブが存在しながら、このような形で一方的にライプツィヒのために尽くされてしまうのは残念でならないよ。完全にザルツブルクは横に置かれてしまった。ザルツブルクからの目線でみれば、怒りという言葉で表現できる。僕たちはずっといい組織だったというのに。でも次々とライプツィヒへと移籍していった。それではもうチームではない」


しかし移籍した元チームメイトたちへ批判を口にしているわけではない。「ライプツィヒからお呼びがかかれば、当然選手たちはそれについていくことだろう。でもそれはほとんどが外国人選手であり、ザルツブルクと心を1つにしているわけではない選手たちだ。だから決断はそんなに難しくはないんだよ。でも僕にとっては違う。ライプツィヒのやり口には残念に思っているからね」


現在ライプツィヒでSDを務めるラングニック氏については、「ザルツブルク時代にとてもいい仕事をしてくれたのに」としながらも、「でもそれを壊しているんだ。なんでも搾取していいというわけではないのに。でもそれが現実に起こっている」と苦言を呈した。