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2016年11月10日

シュスター監督が宇佐美貴史に求めているもの

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MF:宇佐美貴史

MF:宇佐美貴史



宇佐美貴史は、日本ではスター選手のなかの一人だ。しかしアウグスブルクでは、ここまでベンチロール以上の役割を得られていない。開幕戦で終盤に出場して以降、その後の9試合で4試合のみベンチ入りした同選手だが、先日のアウグスブルク戦でも、最後まで出場機会が巡ってくることはなかった。

ただアウグスブルクでの出だしは、非常に順調なものだった。ただ日本から休むことなくそのままドイツへと渡ってきた宇佐美は、それから調子を崩しており、さらに追い討ちをかけるように9月終わりには足首の腱を負傷。しばらくの離脱を余儀なくされている。

「これからも練習でアピールしていかなくてはいけない」宇佐美について、ダーク・シュスター監督はそう語った。

指揮官は、身長178vm、体重70kgのウィンガーについて、「オフェンスにおける個人の力はいいものがあるんだ」と説明。スピードと俊敏性、そしてドリブルを得意とする宇佐美だが、「しかし対人戦や守備の面で、まだフィジカル的に不足しているところがある。我々はそこに取り組んでいるところなんだ」と語った。

ただし、また決して他のライバルとの差が大きいわけではなく、「わずかな差で、他の選手の方が今は先を行っているんだ」とコメント。

そしてマネージャーのシュテファン・ロイター氏は「今は明らかに上昇傾向にある。チャンスは必ず巡ってくるよ」と見ており、今回は日本代表招集が見送られたが、「むしろこれは大きなメリットだと考えている。「いい状態のまま、もっと自分を追い込んでいけるだろう」と言葉を続けている。

宇佐美にとって、日本代表に再び呼ばれることは、おそらくは時間の問題だといえるだろう。今回の期間では宇佐美貴史としては、監督からの要求に応えていけるための準備をしていき、そして前半戦のラストスパートに向けてアピールを展開していきたいところだ。


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