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2018年01月09日

ゴイコ・カチャル「ハンブルク時代の方がずっと厳しかった」

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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今シーズンの主な居場所は、ベンチや観客席となってしまったゴイコ・カチャル。前半戦17試合のうち、30才のベテランDFはわずか1試合の出場のみにとどまってしまった。そんなカチャルがkickerに対して語る現状、移籍の噂、そして古巣との対戦について

土曜日にアウグスブルクは、古巣ハンブルク相手に後半戦の幕を開けます。ご自身がメンバー入りする可能性はどれくらいあると思いますか?
わからないね。でも用意はしっかりとしているよ。常に全力で打ち込み、そして監督を悩ませたいと思う。この試合は両クラブにとって重要な意味をもっているし、僕としては対戦を楽しみにしているところだよ。

前半戦での出場は、シュトゥットガルト戦でフル出場した1試合のみにとどまりました
確かにもっとプレーできればとは思っていた。でもチーム自体がとてもいい戦いを前半戦で見せていたし、あまりプレーはできなかったけど自分にとっても成功だと思うよ。だってこのクラブの一員なのだから。またチャンスは巡ってくると思うし、その時に備えて会長管理をしっかりとして備えておかなくてはならない。前半では足首の靭帯を怪我したということもあったからね。

たしかにCBでもボランチでもプレーが可能ではありますが、それでもチーム内では数多くのライバルが存在します
うちの選手層は暑い。それは確かに認めなくてはならない。辛いことだとしてもね。確かに難しい状況だ、でもそのまま努力をつづけるということもまた必要なことだよ。これからもがんばって、チームの助けになれることをアピールしていきたい。まだ17試合が残されているし、チームに在籍する誰もがクラブから必要とされると思う。

バウム監督は毎週どの選手かを失望させなくてはいけない決断をくだします。どのように対処されているのでしょうか
毎週監督に問いただすわけでもないし、この世界には僕も長くいるから、こういう決断が監督にとって難しいことだとはわかっているよ。ただ僕にとっても同じことではあるけどね。

今回対戦するハンブルク在籍時代でも、U23に送致されたり、日本へレンタル移籍するなどを経験しました。そのときと比較して、どちらが苦しさを感じますか?
ハンブルク時代のほうが、ずっと厳しかったかな。1年間負傷で離脱して、戻ってきたら構想外にあってしまった。あのときはもう、また高いレベルでプレーできるようになるのか自信がもてなかったよ。今は経験を積んだし、状況はまったく異なるものだ。いまは怪我なくトレーニングできることを嬉しく思っているよ。そしてハードな取り組みは、いつか報われるものだと信じている。

獲得を希望したダーク・シュスター氏が半年足らずで解任されたことも影響?
そもそも2015年にもアウグスブルクから関心をもってもらっていたんだ。そのときはハンブルクとの延長を決断したけどね。確かにシュスター監督時代には13試合に出場したけど、でも昨季はその後にバウム監督の下で9試合に出場している。監督交代がどれほどの影響を与えたのかは、なんともいえないね。

そのシュスター監督は2部ダルムシュタットに復帰、ご自身への関心も伝えられています。今冬に移籍する可能性は?
正直、今のところはないね。確かに多くの問い合わせはもらっているけど、基本的には代理人とおじに任せているんだ。僕自身はアウグスブルクのタスクに集中している。もちろんよりおおくの試合に出場したいと思うものだけど、でも移籍前にあるとは思わないかな。現状では残留にあると思うよ。

アウグスブルクとの契約は今季いっぱいまでです。今夏についてはすでにお考えですか?
いや、これからの半年のことだけを考えている。それからどうなるかについてなんてプランできないよ。できるだけ多くの試合でプレーすること。それからどうなっていくか見てみることになるさ。

再びドイツ以外でプレーする可能性も?
基本的には決めてはいない。ただ10年間ドイツにいるし、ここでホームのように感じているから、できればドイツに残れればとは思っているところさ。

今回対戦するハンブルクには6年間在籍していました。いまもまだ繋がりが?
知っている職員さんは何人かいるし、あと元選手のヤロスラフ・ドロブニーやエミル・スパヒッチ、イビチャ・オリッチらとは、今もコンタクトがあるよ。あそこでは6年間過ごしたし、浮き沈みを味わったけどでも今はいいことしか思い出せないんだ。だから懐かしい顔と再会するのは楽しみだよ

ハンブルクは伝統的にあまり落ち着きのないクラブですね、アウグスブルクとは異なり
選手にとっては、アウグスブルクの方がいい感覚を思えるところがあるかもしれない。クラブは家族的で結束している。一方でハンブルクでは頻繁に入れ替わりが起こるし、それは何も選手だけではなくクラブ全体でいえることなんだ。ハンブルクではすぐに厳しい批判にさらされることになる。でも別の見方をするならば、それだけ成功を収めた時の街中の盛り上がりはすごいものがあるけどね。

ハンブルクの残留を願っていますか?
ハンブルクが早く下位から抜け出すことを期待している。そして安全圏内に浮上できるようにね。ハンブルクは本来はもっと上に位置すべきクラブなんだ。でも今度の土曜日の試合については、もちろん僕たちは勝利を目指していくよ。


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