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2018年04月05日

アウグスブルクのバウム監督、審判への侮辱発言での罰金が減額へ

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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果たしてマヌエル・バウム監督は、審判員に対して「目がみえないのか?」と侮辱する発言を試合中に行なっていたのか?水曜日にDFBスポーツ裁判所では、このことについて3時間におよぶ審議が行われ、完全にこの発言をバウム監督が払拭することはできなかったものの、それでもスポーツマンシップに反する行為ということを考慮して、当初の罰金8000ユーロから6000ユーロへと減額する判断が下された。

ブンデスリーガ第23節に行われたシュトゥットガルト戦にて、トビアス・シュティーラー審判員によってマヌエル・バウム監督は、後半74分に退場処分を命じられた。これについてDFBからは罰金8000ユーロを命じられたものの、アウグスブルク側はこれに抗議。特にバウム監督が「目がみえないのか?」と発言したとされたことについて反論している。

「メディアの前でああいう言葉がでてきたときはショックだったね。実際に口にしていないのだから。私はそんな発言をする人間ではないし、選手たちにもそういうことを教えてなどいない。間違いがあるなら、私はそれを正していきたいんだ」

なおこの日に主審を務めたシュティーラー氏は、第4審判員プファイファー氏が聞いたものを間接的に聞いたものと説明。そのプファイファー氏はバウム監督のその発言を「間違いなく耳にした」と証言している。「目が見えないのか、と言っていましたね。そして私はアウグスブルクのロイター氏に「聞きましたか?」と尋ねたくらいです。彼は「マヌエル、マヌエル、落ち着け!」と声をかけていました」さらにDFBスポーツ裁判所のロレンツ裁判長は「他の人物からの声も聞こえましたか?」との質問に、プファイファー氏は「私はコーチングゾーンにいましたし、バウム氏に集中していました」と証言している。

一方でそのロイター氏は、「酷い言葉を耳にしたとは思わないし、彼に侮辱行為をするような人物だというレッテルを貼られるようなことがあってはならない」とコメント。そのような発言を耳にしてはいないと主張した。

DFB監理委員会はバウム監督に対して、罰金8000ユーロが妥当な処分だと請求。一方でアウグスブルクの弁護士は「証拠を提出できていない」と反論。バウム氏はスポーツマンであり、かつ教師という立場からも決してこのようなことが許されないと強調し、弁護士は無罪を要求した上で、主審は自身のパフォーマンスへの批判も甘受すべきだとも付け加えている。

しかし退場処分を受け観客席へと送られたバウム監督は、シュティーラー審判員を「侮辱するような発言を2度していた」と元FIFA審判員のキルヒャー氏が証言。シュティーラー氏の判断を支持する発言を行った。

ロレンツ裁判長は、バウム監督の行動が「当然、スポーツマンシップをかいたものだった」とし、「感情をあらわにしてしまうところもあるだろうが、しかし主審に激しく抗議する姿をファンの前でみせるということは、明らかにスポーツマンシップに反した行動だ。」とし、注目された発言の内容については「プファイファー氏が嘘を証言しているとは思わないし、バウム監督を信じることは困難」と述べるにとどまった。


 


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