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2018年06月20日

デュッセルドルフ、宇佐美貴史獲得で合意ならず

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現在ロシアで行われているワールドカップに参加中の宇佐美貴史。昨日行われたコロンビア戦では、出場機会が巡ってくることはなかったのだが、見事初戦を勝利で飾ることに成功した。

そんな宇佐美は昨季にレンタル移籍し活躍をみせた、フォルトゥナ・デュッセルドルフへの残留を希望しているものの、しかしながら所属するアウグスブルクのマネージャー、シュテファン・ロイター氏はひとまず断りを入れたことを明らかにしている。

「我々はフォルトゥナ・デュッセルドルフと合意点を見出すことができなかったんだ。だから現時点では、宇佐美貴史はワールドカップ後の休暇を経て、アウグスブルクに戻ってくることになると思うよ」と、火曜日にコメント。

昨季に宇佐美はブンデス2部28試合に出場して8得点3アシストをマークし、デュッセルドルフの昇格、そして優勝に貢献した。そのためデュッセルドルフは宇佐美の保持を希望し、宇佐美自身も残留を願っていたのだが・・・。

アウグスブルクとしては来季、残留争いの直接のライバルとなるデュッセルドルフへ塩を送りたくはないという思惑も?「いろんな側面がある」と語ったロイター氏だが、「基本的に我々は貴史のクオリティを評価している。確かに前回ここにいたときは、思っていたほど多くの出場機会を得られなかったがね。」とコメント。

一方でレンタル先では「とてもうまく機能した」とも認めており、「昇格に非常に貢献した。成功をおさめたという経験を手にし、そしてとてもいいプレーのリズムを掴んだよ」と言葉を続けた。

アウグスブルクに移籍した初年度の2016/17シーズンでは、宇佐美貴史はリーグ戦11試合の出場にとどまっており、その大半はジョーカーとしての起用。そのアウグスブルク復帰となれば、おそらく宇佐美も決して心中穏やかではいられないだろう。

ただしロイター氏は、宇佐美貴史の移籍の可能性については否定しておらず、「ワールドカップ後に、我々は話し合いを行うことになるよ」とも発言。デュッセルドルフ(もしくは他の興味をもつクラブ)との駆け引きは、次のラウンドへと持ち越しとなっている。

2年前にガンバ大阪から移籍金150万ユーロで獲得した、宇佐美貴史との契約を2020年まで残すアウグスブルクとしては、現在ワールドカップ参加中の日本代表MFを安売りするような用意は全くない。

トウェンテのイェンセンに関心か

オランダのメディアによれば、トウェンテのフレドリク・イェンセンに対してアウグスブルクが関心を示しているという。20才の攻撃的MFは、今季はリーグ戦30試合に出場。ただし将来性をもったフィンランド人の獲得には、アウグスブルクはそれなりの移籍金を用意する必要があることはたしかだ。


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