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2018年07月28日

宇佐美貴史「デュッセルドルフ移籍希望伝える」も、アウグスブルクはそう簡単には「手放さない」

FC Augsburg
FCアウグスブルク
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 本来ならばすでにチームへと合流しているはずの宇佐美貴史。しかしロシアワールドカップ参加組のアルフレッド・フィンボガソン(アイスランド)とク・ジャチョル(韓国)が姿をみせた一方で、宇佐美貴史については「個人的な事情により」合流が遅れていることがアウグスブルク側より発表されていた。

昨シーズン、出場機会を求めて当時2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへとレンタル移籍していた宇佐美貴史。後半戦で加入した原口元気と共に日本人コンビを形成し、見事2部優勝での1部昇格に貢献しており、シーズン終了後にはデュッセルドルフ側も全力をつくす考えを強調していた。

 27日付のデア・ヴェステン紙の記事によれば、デュッセルドルフのロベルト・シェファー代表は「移籍が全ての関係者にとってベストの解決策だと説得を試みている」と述べ、「アウグスブルクではほとんど出場機会を宇佐美は得られていなかったんだ。あのポジションでは多くの選手が揃っていたしね。ただ最終決定権が我々にあるわけではない」と語っている。

 一方でアウグスブルクでマネージャーを務めるシュテファン・ロイター氏が「貴史を手放したいなどとは思っていない。彼は良い成長を見せており、うちでも良い役割を担えると思う」とコメント。しかし同紙は移籍金額が焦点と指摘しており、”宇佐美貴史の市場価格は100万ユーロ以上と見積もられているが、アウグスブルクは最低でも2倍を求めているようだ”との見方を示した。

 さらに同紙はビルト紙からの引用する形で、宇佐美貴史が「アウグスブルクは、僕が他でもなくデュッセルドルフだけに移籍したいと思っていることは知っています。プレー面でも私生活でも、デュッセルドルフはとても居心地がよかったんです。もしも移籍がうまく行くならば、それは全ての関係者にとってベストの解決策だと思います」とのコメントも掲載。

 なおアウグスブルクに移籍した初年度の2016/17シーズンでは、宇佐美貴史はリーグ戦11試合の出場にとどまっており、その大半はジョーカーとしての起用となっていた。アウグスブルクとの契約2020年まで。


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