ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2016年09月19日

ブレーメン暫定監督アレクサンダー・ヌーリ氏のこれまで

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

nouri800-1474276465
再びヴィクトル・スクリプニク氏の後を受けて、今度はトップチームの暫定監督へと就任したアレクサンダー・ヌーリU23監督。

マネージャーのバウマン氏は、暫定から正式な監督への可能性を除外していないが、改めて同氏のこれまでのキャリアについて振り返ってみよう。

15歳のときにブレーメンのユースへと加入したヌーリ氏は、4年後にプロ契約を締結することに成功するも、トップチームの壁は厚く、出場機会を得られないままシアトル・サンダースへとレンタル移籍。その後にKFCユアディンゲン(2001〜2004)を経て、2004〜2008年までオスナブリュックにてプレー。そこで2部昇格を味わった。

その後は4部キール(2008〜2010)、5部オルデンブルク(2010〜2012)と渡り歩きそこで引退。

そこでは2010年にアスレティックコーチ、2011年からアシスタントコーチを兼任しており、2013年には監督へと就任した。そこでいきなり3位という予想外の好成績を残すと、2014年にブレーメンへと復帰。

そのときのブレーメンでの役割は、当時トップチームを率いていたドゥット氏と、U23を率いていたスクリプニク監督とのつなぎ役となるための、両チームのアシスタントコーチ。だが10月にドゥット氏が解任され、スクリプニク監督が昇格すると、ヌーリ氏はU23の監督へと就任することになる。

そこでもヌーリ氏はその手腕を発揮。初年度で4部から3部へと押し上げると、翌シーズンには3部残留にも成功。今シーズンもここまで、4試合で3勝という成績を残しているところだ。

brem800-1474287417就任にあたって同氏は、「まず重要なことは、選手たちの気持ちを楽にしてあげることと、それと同時にインスピレーションを与え、サポートを行っていくことだ」と指摘。「選手たちの気持ちに訴えかけていきたい」と語った。

ブレーマンからはあくまで暫定的な措置としてのみ伝えられいるが、「現状を打破するために戦うのだよ。チームのためであって、自分のためではない。全力をもって取り組んでいく」とヌーリ氏は宣言。

負傷者が相次ぐFWをはじめ、GKについても議論の余地があるが、元指揮官らとも話し合ったというヌーリ氏は「印象を集めて、コーチと意見交換を行っていきたい」との考えを述べている。

ただバウマン氏はヌーリ氏の続投を除外してはおらず、昨季のグラードバッハで、ファヴレ監督が5連敗で退任したのちにU23監督のシューベルト氏が就任し、チャンピオンズリーグ出場権獲得にまで飛躍を遂げたその効果も頭には入れているところだ。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報