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2017年03月09日

ブレーメンの主将フリッツが今季絶望に

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ヴェルダー・ブレーメンに非常に残念な知らせが届いた。主将を務めるクレメンス・フリッツが、負傷のために今季の残り全試合を欠場することになるという。36歳のMFの右足首の靭帯結合部には断裂が見られるとのことで、このまま現役を終える可能性も出てきた。

フリッツは前節のダルムシュタット戦で負傷しており、水曜にはすでに手術。「治療のために昨晩まではミュンヘンにいたよ。医師とも話し合って手術を受けることで合意したんだ。今季はもう出場することはない」と、マネージャーのフランク・バウマン氏は語っている。

なおフリッツは昨シーズン途中に一度は現役引退を発表。最終的にはそれを撤回して、今シーズンに臨んでおり、このままスパイクを脱ぐ可能性も。しかしバウマン氏は「我々は彼について、来季も重要な柱だと言い続けてきた」と強調。「何より今はまず落ち着かせること」とした上で、延長に向け交渉を行なっていく考えを示した。

2006年にレヴァークーゼンからブレーメンに加入したフリッツは、ドイツ代表としても22試合に出場。2008年に行われたユーロのメンバーにも入っており、その一年後にはブレーメンにてDFBポカールを制している。

ニャブリが膝を負傷

水曜日に行われた練習では、若きドイツ代表セルゲ・ニャブリは膝の痛みのために練習を中断した。同選手は「嫌な感じがしたんだ」と明かしたが、「大げさなものではないよ」ともコメント。週末のレヴァークーゼン戦に向けて「危うくはないね。以前に痛めた膝でもないし」と述べている。

一方で脳震盪を抱えていたトーマス・デラニーは、特殊な保護マスクをつけてプレーするも「マスク以外は問題はない」と違和感を感じており、まだ週末の出場については未定となったまま。また背中の問題が臀部にまで広がったフィリップ・バルグフレーデについては、デラニーとともに木曜からチーム練習参加の見通しとなっており、そこで状態についてチェックすることになるようだ。

復活か引退か、クラウディオ・ピサーロ

ちょうど今から1年前に行われたそのレヴァークーゼン戦で、見事ハットトリックを達成し、後半戦で好調なプレーをみせて一部残留に導いたのがクラウディオ・ピサーロだ。しかし今季は負傷などの影響から、いまだ無得点の状態が続いており、「そのことについては日々、自問自答しているところだよ」とピサーロ本人が話している。

先日のダルムシュタット戦では先発出場し、ビッグチャンスが到来するもボールはゴールの脇へ。当然ながら38歳のベテランFWには引退の二文字もよぎってくるところだろうが、「調子が悪いと年齢のせいにされるし、うまくいくと45までいけるなんてもいわれる」とピサーロ。不振の理由については、「まだ万全の状態まできていないんだ」との見方を示し、「日々取り組んでいるし、そこまで上がるのは現実的だよ。それにまだまだ試合は残されている」と前を向いた。

ヌーリ監督とも延長交渉へ

今季で契約が切れる前述のピサーロや主将のフリッツとの契約延長の希望を、すでにフランク・バウマン氏は公言しているが、さらにアレクサンダー・ヌーリ監督についても「話し合いをすることで合意に達している」と明かし「1部残留を決めたら、交渉の席につくことになっている」と語っている。