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2017年04月21日

チームのV字転換でユヌゾヴィッチも一転して残留?

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契約期間をあと1年残している選手たちに対しては、契約の延長かそれとも移籍金を得るために売却するのかが注目ポイントとなるのだが、ブレーメンでの注目の選手の一人がズラトコ・ユヌゾヴィッチだ。

29歳のオーストリア代表MFはこれまでに、ただ残留争いを演じつづけるだけのためには戦いたくはないとの見方を示すなど、流れとしては退団の方向にあるとみられていた。

しかし昨夏のユーロ2016では、思うようなアピールができずにそのままブレーメンに残留。その間にチームは再び残留争いを演じることになってしまったのだが、しかしここ9試合で7勝をマーク、チームは急浮上を果たし、一転してヨーロッパリーグ出場権まで勝ち点差2にまで迫っている。

加えてこれまでユヌゾヴィッチは、幾度となくブレーメンでの居心地の良さを強調していたことからも、このV字転換がユヌゾヴィッチの契約にも大きく影響を及ぼすかもしれない。

なおマネージャーを務めるフランク・バウマン氏は、「彼は非常に重要な選手であり、ぜひ残留してもらいたいと思っている」とコメント。まだ延長交渉は行われてはいないのだが、しかし引き止めを最優先とみていることは間違いなさそうだ。

確かに移籍金を得るには最後のチャンスとなるかもしれないが、しかしバウマン氏は目先の金にとらわれずにチームの発展を目指していく考えであり、加えてグリリッチュが移籍することがすでに確定していることからも、延長できずとも契約満了まで保持し続ける可能性もあるだろう。

2012年にオーストリア・ウィーンから加入した同選手は、ここまでリーグ戦160試合に出場して18得点43アシストをマーク。今季はここまで26試合に出場し、特に最近5試合では2得点2アシストを記録するなどチームの再浮上に貢献している。

クルーゼとサネが復帰


ただし今節では、そのユヌゾヴィッチは累積警告のために欠場。果たしてどの選手が代役を務めることになるのだろうか?

またFWでは、最近はジョーカーとして活躍するフロリアン・カインツ、または負傷により6試合欠場していたセルゲ・ニャブリの起用も考えられるだろう。

さらにニャブリのみならず、今回のインゴルシュタット戦に向けてはマックス・クルーゼとラミーヌ・サネも復調。さらに筋損傷を抱えていたトーマス・デラニーも、精力的に個人練習を行っており、来週にはチーム練習復帰を果たす見通しだ。


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