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2017年05月17日

ジェローム・ゴンドルフ、ブレーメン移籍へ

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ジェローム・ゴンドルフのヴェルダー・ブレーメンへ移籍することが明らかとなった。ダルムシュタットで支えてきた28歳のMFは、確かに契約を2018年まで残しているものの、移籍金120万ユーロで移籍可能となる例外条項が付随。

まだ詳細を詰める必要はあるものの、ブレーメンでマネージャーを務めるフランク・バウマン氏は「選手と移籍で合意に達した。近くすべての関係者がサインを済ませることになるだろう」との見通しを述べている。

「成功して嬉しいよ。このブンデスでの2シーズン、彼はダルムシュタットで素晴らしい成長を遂げ、そのパフォーマンスで目立つ存在となっていた。とても精力的で対人戦で強さをもつ選手。加えてアクセントももたらすことができるだろう」


またシュトゥットガルター・キッカースから、ダルムシュタットでの2度の劇的な昇格を経て、ゴンドルフにとって3つめとなる所属先を見いだしたゴンドルフは、「アウェイの立場でここで何度かプレーしたし、ここのユニフォームに袖をとおして声援を受けられるのが楽しみだ。大きなクラブの1つだし、ここのところ素晴らしい成長を遂げている。チームに貢献して、次のステップへと進みたいね。全力をつくし、自らのタスクに大きな意欲をもって取り組むよ」と意気込みを語った。

攻撃的なボランチであり、CMFとしてもプレー可能な同選手は、今季もここまでダルムシュタットにとって欠かせない存在となっており、リーグ戦28試合に出場して3得点、キッカー採点平均では3.68をマーク。

来季からは戦いの場をダルムシュタットからブレーメンへと移し、ヌーリ監督がこのまま主将続投を明言したズラトコ・ユヌゾヴィッチ、負傷から復調を果たしたフィリップ・バルグフレーデ、今冬から加入し一躍主力の座を勝ち取ったトーマス・デラニー、さらには若手マキシミリアン・エッゲシュタインらと定位置争いを繰り広げていくことになる。

ジェローム・ゴンドルフ(MF:ダルムシュタット)
このクラブにとても感謝している。僕のキャリアに大きな影響を与えてくれた。このことについてファンや、支えてくれた全ての人たちにありがとうといいたい。でも僕は新しく刺激的な挑戦をする決断を下した。このことを今は楽しみにしている。サッカーの世界ではしばしば辛い別れもあるものだ。できることならもう1度残留を果たしたかった。それでも今回の決断は正しいと思っているし、人間としても一回り成長できると思う。ブレーメンからはとても求められているという感覚があった。とても長い間獲得を目指してくれていたし、僕のことを人間としてもよく知ってくれている。ブレーメンでも居心地よく過ごせると感じているよ。自分の力には自信をもっているし、ブレーメンのプランに納得することができた。僕のいいところも悪いところもヌーリ監督は知っている。このクラブとともに成長の過程を歩みたいと思ったし、うまくはまったときの力はみんなも目にしたはずだ。

ゴルカ「もう一度やってみたいという気持ちはある」


その一方で、同じく奇跡の昇格を経験してきたベンヤミン・ゴルカについては、すでに今季限りでの退団が決定しており、先日の試合でホームのファンに対して別れをつげた。

長きに渡りチームメイトだったドミニク・シュトロー=エンゲルと共に最後のホーム戦となった同選手は、試合前のセレモニーを振り返り「あの瞬間まではうまくコントロールできていたんだけど、感情が高ぶってしまったね」とコメント。「とても素晴らしい日だった」と語った。

そしてフリンクス監督は後半84分から同選手を起用。今季はじめてトップチームのピッチにたった33歳は、「ファンからの声援をうける喜びと、これで最後という悲しさもあった」と述べている。「でもこれもサッカー。終焉はいつかはきてしまうものさ」

今後については「まだ体調もいいし」と現役続行の可能性を示唆、ザーリブリュッケンからの関心も伝えられるが「ベンチにずっといて辛い日々を過ごし、もう一度力を示したいという気持ちがある」とも明かした。

さらにkickerが得た情報によれば、GKミヒャエル・エッサーが1部昇格にせまるハノーファーへの移籍にちかづいている模様。