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2017年09月18日

今度はシュミット監督のデビュー戦を迎え撃つ、ヌーリ監督

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なんという数奇なことか。月曜日にヴォルフスブルクは、アンドリース・ヨンカー監督を解任して、マルティン・シュミット監督を招聘したことを発表。それは、明日の火曜に対戦するヴェルダー・ブレーメンの会見の席でも当然話題となったのだが、実は昨季にブレーメンで監督デビューしたアレクサンダー・ヌーリ監督の相手こそ、当時マインツで指揮官を務めていたマルティン・シュミット氏だったのである。

当時入れ替え戦となる16位に沈んでいたブレーメンは、残り十数試合となったところで今後を占う重要な試合であり、そこでヌーリ監督は2−0で快勝。そこで弾みをつけると、一時は6位にまで浮上するという見事な飛躍を遂げて見せた。なお今季はここまでブレーメンは勝ち点わずか1で17位に沈んでいるところだが、ヌーリ監督は「ブンデスリーガの力は均衡しているし、どの試合でもトップパフォーマンスを発揮すること。それに尽きる」とコメント。

確かに監督交代があったヴォルフスブルクよりも苦しい立場にあるとはいえ、ブレーメンから見れば開幕からバイエルン、ホッフェンハイム、ヘルタ・ベルリンと、欧州の舞台で戦う強豪たちとの連戦だった上に、前節は欧州常連シャルケ戦という厳しいスケジュールではあった。「我々は落ち着いている」と強調するマネージャーのフランク・バウマン氏は、「つまり我々は、自分たちが進む道が成功につながっているという確信をモテているということさ」と言葉を続けている。

一方で選手のほうも、シャルケ戦ではチームトップのパフォーマンスをみせていたフロリアン・カインツは、「勝ち点が少なすぎることはわかっているけど、確かにパフォーマンスはいいものがあるんだ。これからはもっと集中して、土曜のようなあんな形で失点しないようにしうていくということ。それならヴォルフスブルク戦でも勝ち点は取れると思うし、自分自身、ちゃんとチャンスで決められるように成長してないといけない」と意気込みを語った。

なおそのシャルケ戦では、マックス・クルーゼが相手選手のファウルにより鎖骨を骨折。長期離脱に入ったことが明らかとなっており、アレクサンダー・ヌーリ監督はその穴埋めに迫られることに。さらに3バックの中心ラミーヌ・サネも、シャルケ戦で膝に打撲を受けたことから「治療を受けており、たぶんいけるとは思うのだが」とヌーリ監督は述べているものの、仮に欠場となればヴェリコヴィッチを中にスライドして、カルディローラを左へと起用する策を講じてくることだろう。

確かにオプションとしては、現在筋束の断裂から回復をめざしているベテランCBニクラス・モイサンデルも考えられるが、しかし指揮官は「まだ時期尚早だ」との見方を強調している。