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2017年09月22日

ベルフォルディを前節途中起用した理由、そして今節先発させる理由

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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元ドイツ代表FWマックス・クルーゼがシャルケ戦で鎖骨を骨折し長期離脱に入った際、その後のフライブルク戦からはその穴埋めとして、今夏に滑り込みで獲得したイシャク・ベルフォルディが代役候補として名前が浮上していた。

しかしアレクサンダー・ヌーリ監督はベンチスタートをさせ、代わりにカインツを先発として起用。結果的には前半で精彩をかいて追いかける展開なり、後半最初からベルフォルディを起用する流れとなっている。

すでにその存在感とインテリジェンスさによって欠かせない存在となっている大型MFとともに、この後半でブレーメンは息を吹き返して勝利まであと一歩というところまで迫るドロー。ではいったいなぜ、ヌーリ監督はベルフォルディを先発として起用しなかったのだろうか?

だがこれは決して緊急措置として後半から起用したのではなく、むしろヌーリ監督は「明確なプラン」をもって行なっていた選手起用だったのだ。身長192cm、体重86kgというタイプの選手は、基本的にスタミナに特に長けているというわけではない。

その上で、今回対戦したヴォルフスブルクのようなカウンターを仕掛けてくるようなチームが相手では、まだブンデスでのプレーに対応するという段階にある同選手を、ひとまずはベンチからスタートさせたということは十分に理解できることだといえる。

加えて現在は、1週間に3試合行われるというタフな日程のその中日だったのだ。その点でみれば、むしろ週末に行われるフライブルク戦でこそ、ベルフォルディにとっては今度は先発でそのクオリティを発揮することを期待していることだろう。


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