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2017年10月13日

ズラトコ・ユヌゾヴィッチがオーストリア代表を引退

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今回の代表戦期間では、ロシア・ワールドカップ行きを逃してしまったオーストリア代表だが、ブレーメンのズラトコ・ユヌゾヴィッチが代表生活にピリオドをうち、これからは家族とクラブに集中していくと宣言。下位からの早期脱出にむけて闘志を燃やしている。

ズラトコ・ユヌゾヴィッチ(主将:ブレーメン)「オーストリアサッカー協会に、これからは代表招集には辞退する考えを伝えたんだ。10年以上にもわたって戦ってきた僕にとって、これはいいタイミングだと思う。代表とクラブとの二足のわらじにより、僕は家族とあまり多くの時間をすごせなかったんだ。これからもっと多くの時間を過ごせるようにしたいというのが正直なところだし、さらにクラブに100%集中していきたいというところもある。まだ数年はやっていきたいし、体への負担を考慮すると、時期尚早をみる人もいるだろうけど、いい時期だと思うね。代表のチームメイトは理解を示してくれた。代表での時間を忘れることなんてできない。だからこそこの決断は決して簡単なものではなかったよ。55試合も国を代表できたことは大変な名誉だし、忘れられない思い出もたくさんできた。特に2014年ユーロでの、モルドバ戦での決勝ゴールとかね。ブレーメンとの延長や契約のことを全く考えていないというと嘘になる。延長は想像はできるものではあるよ。ただ今のところは、チームが下位から抜け出すということが何よりも重要なことだ。僕たちは勝ち点を重ねていかなくてはならないし、他のことはそれからだよ。結果がでてくれば、他のこともついてくるものさ。基本的に僕は責任のある立場にあるし、今おかれている状況は、ここ数年に渡って経験してきたものでもある。目標はとにかく勝ち点3をつかみとるということ。負傷から戻ってきたばかりで、負荷に対して長期的にどうなるかはみていかないといけないけどね。」

アレクサンダー・ヌーリ(監督:ブレーメン)「ユヌゾヴィッチはCMFとしてカウンターを行なってくれる選手だ、うちにとって重要な存在だよ。効果的で、ボール奪取力もあり、テンポをもたらしてくれる。非常にこのクラブで評価されている選手だ。ただ1人の選手にたよるのではなく、みんなで戦っていくということ。いい戦いをみせられれば、それだけ勝利の可能性もあがってくる。うまく組織化して、そしてオフェンシブにもプレーしてチャンスを模索していかないと。得点さえできれば、勝利にぐっと近づくんだ。トップパフォーマンスが必要だよ。」

フランク・バウマン(マネージャー)「我々がユヌゾヴィッチとの契約をぜひ延長したいというのは明らかなことだ。話し合いは行われているし、これから数週間を延長のために時間を利用していきたい。シーズンの戦いについては、選手全員の力が求められているよ。パニックになったところでどうしようもない。」