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2017年11月16日

ハノーファー、ブレーメン戦でベブーとアントンの出場が疑問視

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ここのところ目覚ましい活躍をみせている選手の1人が、ハノーファーのイフラス・ベブーだ。第10節に行われたボルシア・ドルトムント戦では、2得点をマークして4−2での勝利に大きく貢献、その節のMVPにも選出された。

今夏に2部デュッセルドルフから加入した同選手は、第3節のヴォルフスブルク戦でブンデスデビューを果たすと、続くハンブルク戦でブンデス初得点をマーク。第6節のケルン戦以降からは、フランクフルト戦を除くほぼ全試合で、平均90分ちかくの出場機会をえているところだ。

しかし前節のライプツィヒ戦後、アンドレ・ブライテンライター監督は同選手が「大腿筋に問題を抱えている」ことを明かしており、そのため今回の代表戦期間では「トーゴサッカー連盟に、負傷のことを踏まえて、このままハノーファーで治療に専念するよう」理解を求めていた。

だがトーゴ代表はそれでもベブーを招集、ハノーファーには為す術もなく、ベブーは長距離移動を経て代表へと合流、最終的にモーリシャスとのテストマッチで出場することはなかったものの、いまだに大腿筋に問題を抱えた状態だ。

水曜日にはリハビリコーチとともに、ベブーは個人練習に勤しんでいたものの、ただどうやら週末のブレーメン戦にむけてはまだ出場への期待は残されている模様。

さらにドイツU21代表に参加していたヴァルデマール・アントンについても、12分間出場したのみで、そのまま負傷により交代を余儀なくされる事態がおこった。

試合後、シュテファン・クンツU21代表監督は、「膝に軽い違和感を感じた」ことを明かし、「あくまで念のための交代だ。ただその後は我々はいい戦いができなかったね。彼は安定感をもたらしれくれていたから」とコメント。

それは昇格組として奮闘をみせるハノーファーでも同じであり、ここまで同選手はkicker採点平均3.14をと好成績をマーク。チームの守備陣のなかでは最高の数字だ。

だがセンターバックやボランチもこなす期待の若手選手の、故郷ブレーメンでの凱旋の可能性については、いまのところはまだ未定のままとなっている。


その一方でハノーファーでは、マルティン・キント会長がクラブ運営会社の株の過半数以上を取得する特例を申請するにあたり、過激なファンたちからボイコットがスポーツマンシップに反した騒動が引き起こされる事態が発生しているが、これを受けてブレーメン警察は警察の配備を増強することを発表。

ただし今回については前回の対戦よりもそういったファンの数は少ないともみており、当初は裁判所の判決に反して改めて、警備増加分の経費30万ユーロをドイツサッカーリーグ機構に求める考えを示唆していたものの、こちらについては最終的に見送る判断を下したようだ。


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