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2018年05月12日

原口や大迫に関心示したブレーメンの注目の若手指揮官コーフェルト監督が思い描くFW像とは?

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TV解説を務めるマティアス・ザマー氏から「素晴らしい監督だ」との評価を受け、さらに元ドイツ代表のディトマー・ハマン氏からは「ドイツには若手監督の二人のトップがいる。それはナーゲルスマン監督とコーフェルト監督だ」と、シャルケを飛躍させたもう一人の注目の若手指揮官、ドメニコ・テデスコ氏をも凌ぐ評価を受けた、ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督

現在のブンデスリーガにて上記の2監督に次ぐ、3番目に若い監督として下部チームからトップチームへと昇格した同氏は、そのときからウィンガーに対して求める選手像について、明確な考えを示していた。「サイドラインにだけ張り付いているだけ」の、典型的なウィンガーは必要ない。むしろ「その間のスペースでプレーできる」選手を求めており、つまりはブレーメンにおいてウィンガーは、相手チームのいゴールへと向かい、中へと積極的に入っていくスタイル。そしてエンドラインで大きなチャンスを作り出すパスを供給するための、コンビネーションプレーにおける質も求められているのだ。なお同氏にとって最初の移籍期間となった今冬では、ブレーメンはヘルタ・ベルリン所属の原口元気の獲得にも動いている

ただそこで逆に言えることは、そのコンビネーションプレーに応えられる、トップの選手の存在も必要だといことであり、つまりは典型的なポストプレイヤーを求めているというわけでもないということ。「我々はオフェンスにおいて、非常にフレキシブルにポジションチェンジを行っていきたいと考えている。だから我々にとって、マックス・クルーゼのような選手が、トップの位置に必要になってくるんだ」と指揮官。

前任者のアレクサンダー・ヌーリ氏は、トップの選手として大柄なイシャク・ベルフォディルを獲得。だがその後任者であるコーフェルト氏は、いかにもセンターフォワードというタイプの選手の獲得を目指しているわけではない。「もちろん、センターフォワードが全くオプションにならないという意味ではない。むしろ私はぜひ使いたいと考えている方だ。しかしまず我々には優先事項があるということだよ」とコメント。ただそこでブレーメンが予算の大半をこのポジションに投じるようなことはないだろう。なお先日は2部降格を喫したケルンから、契約に例外条項を有する大迫勇也への関心も伝えられた

さらにブレーメンのFW陣のなかでは、海外のトップクラブから注目を集めるヨハネス・エッゲシュタインや、ジョシュ・サージェントといった「シュート力のある」若手選手たちも控えている。特にエッゲシュタインについては最近は出場機会も増えてきており、「途中出場を果たしているのには理由がある。ただ恩恵を受けているのではない。彼はいい成長をみせているよ」とコーフェルト監督。ただし課題についても口にしており、「試合の中でもっと、自分たちがPA内で動ける展開ならば、彼はとても重要な存在となるのだが。ただまだそこまでコンビネーションが良いわけでもないし、その辺りはクルーゼから勉強していかないとね。ただ彼のもつポテンシャルには確信しているよ」と語っている。


 


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