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2018年05月18日

ブレーメン地元紙チーフ「大迫勇也の獲得はチームがサプライズを演じるため」

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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先日ケルンから例外条項に定められた、移籍金600万ユーロでブレーメンに加入した大迫勇也。この移籍についてブレーメンの地元紙、ヴェーザー・クーリエでチーフを務めるマーク・ハーゲドルン氏がコラムを執筆している。

その中で同氏は、「大迫勇也がこれまで残してきた成績、リーグ戦108試合で15得点というのは、悪くはないが舌を巻くほどでもない。そこに600万ユーロを投じる意義があるのか、そこに疑問を持つ人もいるだろう」と指摘。

「今夏の目玉としての期待がかかると同時に、決して得点マシンでもテンポドリブラーでもないことも気になるところだろう」との見方を示しつつも、「だがむしろ、大迫獲得がお得だったと振り返ることができる」と理由を改めて説明した。

まずハーゲドルン氏は、大迫勇也がそのクオリティを発揮する場の条件として、力のあるチームメイトがいるという前提で、チームには機能的なコンセプトがあり、明瞭な考えをもった監督がコーチングを行なっていること、の3点をピックアップ。

特にそのコーチングの部分、フロリアン・コーフェルト監督が掲げる考えとして同氏は、チームの連携をうまくコンスタントに発揮させることで、昨季に欧州へのチケットを手にしたベルリン、ケルン、フライブルクのような、決して大きなクラブではなくとも、最低1シーズンのサプライズは演じられるというものだと語る。

そしてそのなかで大迫勇也のもつクオリティは、その取り組みを実践していく上で頼りになる存在であり、ハーゲドルン氏はこれまで、サプライズを演じてきたクラブと同じ道を歩むため、「大迫勇也の獲得は決して誤ったものなどではない」との考えを強調した。


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