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2018年09月05日

ブレーメンでの実践デビューを果たしたヌリ・シャヒン「ピッチに立たなくては」

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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 本日水曜日に30才の誕生日を向かえたヌリ・シャヒンにとって、昨日に行われたオランダ1部FCエメンとのテストマッチは、ブレーメンの一員として最初の、そして20代としては最後の実践ということになった。

 「僕にとって重要だったことは、90分間にわたってピッチに立てたということ。これでチームメイトらとお互いに理解を深めあっていけるからね」と、トルコ代表として52試合に出場した経験をもつベテランMFはコメント。ドルトムントでは今夏に就任したルシアン・ファヴレ監督の下で構想外となっていたが、「僕はサッカー選手としてベストの年齢にあると思うし、まだやれるよ。だからピッチに立つ必要があるんだ」と闘志をもやしている。

 レアル・マドリードやリヴァプールでもキャリアを積み重ねてきた選手の加入ということになれば、当然ながら既存のブレーメンの選手たちにとってはさらなる定位置争いの激化を意味するものにもなるだろう。しかしながらフロリアン・コーフェルト監督は「フィリップ・バルグフレーデにシャヒンの加入について説明したら、「良いね!」とだけ話していたよ」と火曜日に明かしており、実際にこの日のテストマッチでシャヒンは、そのバルグフレーデが本職とする底の位置で先発出場。

 ただそもそもシャヒンの得意とするところはビルドアップにあり、結果的に入れ替わりとなった前任者トーマス・デラニーとは「熱血漢溢れるタイプというわけではない。ただ彼はなにもデラニーのようになる必要もないし」とコメント。この日みせたパフォーマンスについては「非常に多くボールを奪うことができていたが、それは積極的にプレスをしかけた結果というよりも、うまくパスコースを読んでという感じだった。非常にクレバーな印象だね」とその視野の広さについて評価し、「ビッグチャンスも作り出していた」と言葉を続けた。

 一方のシャヒンは、チームの印象について「クオリティがあるチームだ。良いサッカーができる」とコメント。しかし当然のことながらまだ時間は必要であり、「一朝一夕でうまくいくようなものでもないさ。まずは流れを全て把握していく必要がある。ビデオでの分析や、プレーを通じて徐々に上げていきたいと思うよ。だからこそ今回のテストマッチは良いものだったんだ」と収穫を強調した。
 


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