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2018年09月09日

まもなく40才のピサーロに、4才下の指揮官「見ていて楽しい」

SV Werder Bremen
ヴェルダー・ブレーメン
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今夏に通算4度目となるヴェルダー・ブレーメンへの復帰を果たした、クラウディオ・ピサーロ。10月には40才の誕生日を迎える大ベテランがどれほどのインパクトをチームにもたらすことができるかは懐疑的なものがあったのだが、しかしながらここまでは途中から出場したハノーファー戦でも、そしてフランクフルト戦でもオフェンスを活性化させており、さらに昨日行われたテストマッチは半年ぶりとなるフル出場。そこで2得点2アシストと、まさに『ピサーロ劇場』を演じる活躍をみせた。

 「今は、実戦経験を積んでいく必要があるんだ。ただ今日は、思っていたよりも随分長くプレーしたけどね」と、試合後に明かしたピサーロ。本来は「60〜70分の予定」だったのだが、ヌリ・シャヒンが肋骨に打撲を受け74分に3枚目となる交代枠を使い切ってしまったために、ピサーロはそのままプレーし続けている。

 試合後、フロリアン・コーフェルト監督は、まもなく40才になる点取り屋の活躍に「とてもいいパフォーマンスだった。」と述べ、「ペナルティエリア内でみせるクオリティ、先制ゴールの場面、サージェントへのアシスト・・・。彼のプレーを見ているのは楽しいよ」と賞賛。ただし先発起用の可能性はかなり低いようで、「過度に評価すべきではない」ともコメント。「チームのためになる決断を下す」上で、ピサーロが試合途中からもたらす効果について強調。

 特に先日のフランクフルト戦では、数的有利にはあったのもののフランクフルトに押し込まれ、さらに守護神パヴレンカが負傷交代。本来ならばユース起用のプログマンが急遽出場するという緊急事態で59分からピサーロを起用。「あの時は難しい状況の中で落ち着きをもたらしてくれる選手を起用したかった。そこでうまくインパルスをもたすことができてとにかくうれしいよ」と振り返っており、最終的にチームは勝利を収めることに成功した。
 
 一方のピサーロも、「僕は今夏の準備期間でうまく過ごすことができたし、いい感覚を覚えているんだ。チームは良いし、監督とも意思の疎通がはかれている。物事はうまくいっているよ」と理解を示している。なお本日日曜日には、母国のペルー代表はホッフェンハイムにて、ドイツ代表のテストマッチを行うところだが、家族で観戦にいくというピサーロは「むずかしい試合になるだろうね。ドイツ代表は難しい状況を経て、必勝体制でこの試合に臨んでいくるだろうから」との見方を語った。


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