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2015年07月03日

異色のキャリアを持つニーダーレヒナーの挑戦

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マインツ|初日から集中的に練習を行っているマインツ05。だが新戦力のニーダーレヒナーは「僕の性格とプレースタイルにあっている」と、むしろ大歓迎だ。ただ同選手は、一度もクラブのユースセンターを通らずにブンデス1部へと上がってきた変わり種の選手でもある。
Florian Niederlechner
その原因となったのが、マニ・シュヴァーブル。ウンターハッヒングの監督を務めた同氏は、スポンサーの撤退により若手起用を余儀なくされ、バイエルンリーガから来た若者も起用された。
そしていまやニーダーレヒナーはブンデス1部マインツに所属し、シャワーを浴びてからメディアに対応。「ただフレッシュなTシャツが容易されているだけで、もう十分さ」
昨シーズンは2部ハイデンハイムで15得点10アシストをマークし、遂にこのチャンスをつかんだ。「これはハイデンハイム全体のおかげだよ。」と謙遜するニーダーレヒナー。「偉ぶるつもりなんてない。そんなことをしたら父親から叱られたものだ」でもそのもう一つの理由は、かつてファンだった1860のユースをU13からクライスリーガのBユースへと移り、プロ選手を諦め商業専門学校に通ったことにもあるだろう。
しかしそこからニーダーレヒナーは浮上、そこからブンデス1部の選手にまで登りつめたのだ。「僕のキャリアは他の選手の道とは違うよね。確かにその時期に適したクラブに所属できたという幸運があった。そして常に二桁得点をとって、チームのために取り組んできたよ」
それこそが、日本代表FW岡崎慎司の抜けた穴を埋める、マインツのコンセプトにマッチしたものである。
「僕はここまで到達したというつもりはない。ハードに練習すること、そして開幕戦で先発メンバーに名を連ねるんだ。」と、ニーダーレヒナー。
その開幕戦の相手は、昨シーズン2部で連敗したインゴルシュタットだ。「その借りは返さないとね」
異色のFWの挑戦が、ついに1部で幕を開ける。

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