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2015年08月26日

ブンデス初先発となった武藤

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マインツ|ブンデスで初先発を果たした武藤嘉紀は、90分間プレー、その大きなポテンシャルを示す印象を残した。




Yoshinori Muto
だが試合をもっと早く決めるチャンスは2度あった。

「1回目は慎重に行きすぎましたね。2回目は体力がなくなっていました。もちろんよくしていかないといけないです。90分走れて、それでも得点を決められるというのが自分の長所ですから」と武藤は語った。

その武藤の考えでは「走るコースに関してはできていた」と見ているようだが、特にディフェンス面ではそういえたかもしれないがオフェンス面ではオフサイドに引っかかる場面がよく見られ、まだチームとの連携に関してはまだ全般的に改善していく必要があるだろう。

この日の総走行距離は主将バウムガルトリンガーに次ぐ2番目の長さを記録。相手の試合の組み立てに割って入り、存在感とエネルギッシュな姿を見せていた。

ただマネージャーのハイデル氏の賛辞は、多少オーバーである感は否めない。特に日本のメディアからの注目から守ってあげるという気遣いがあるのだろう。

「武藤支持にならざるを得ないよね。前線で彼が見せた走力。もしも2度のチャンスを生かせていたなら、とても楽しむことができたのだろうけど、ただいずれのチャンスでも彼が戦っていたものなんだ。賞賛の言葉しかでないよ。マインツに来たばかりだが、彼のクオリティは多くの場面で見受けられている」

ハイデル氏はダイヤの原石と捉えており「まだやらなくてはならないことはあるさ。じゃないとマインツには来ていないだろう。レアルかチェルシーにでも行っているさ。まだ学ばなくてはならない選手というのは、そういうところに違いがあるもの。ただ彼が見せているものはファンタスティックだと思うね」とコメント。

そしてマインツは武藤に対し、成長していくための時間を与える方針だ。ファンタスティックなプレーを見せるまではまだ幾つかのステップが必要である。

武藤の試合後のコメントは現実的だ。「90分間プレーしたことは少し特別なことです。ただここのテンポやプレーには慣れていかないといけないですね」

そしてこの試合のようなチャンスを活かせるようになるだろう。あの場面は何もレアルやチェルシーのトッププレーヤーじゃないと決められないシーンではない。
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