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2015年12月16日

ボスマン判決から20年

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Jean-Marc Bosman
ブンデスリーガ|今から20年前、サッカーは大きな転換点を迎えた。欧州司法裁判所によって下された、いわゆるボスマン判決である。まさにその中心となったジャン=マルク・ボスマンは、1ヶ月ほど前に51歳の誕生日を迎えた。
1990年、当時ベルギー2部のクラブに所属していたボスマンは、契約満了に伴いフランス2部ダンケルクへの移籍を希望。だがここでリェージュが高額の移籍金額を求めたために、ボスマンはクラブの保有権とEU加盟国圏内における就労の自由を、裁判で訴えたのである。
そして5年を費やし、ボスマンはいずれの点に関しても勝利を掴み取った。
その年に現役生活にピリオドを打ったボスマンだが、「私の存在を消し去ろうとしたのさ。これほどのものを失うとはね」とボスマン氏。
この判決により移籍金やサラリーの高騰を招き、ブンデスのクラブ平均のサラリーはこの20年で10倍にも膨れ上がりそうな勢いになっている。
その一方でボスマン氏の人生は歯車が狂い、アルコール中毒、うつ病などを患い、高い代償を支払う結果となった。
ただサッカーを続けたかったボスマン。

だがそれでも、行動を決して後悔はしていないと、同氏は強調している。

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