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2017年05月19日

生き残りかけたハンブルクvsヴォルフスブルク、主審のグレーフェ氏選出に元世界最優秀主審が苦言

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入れ替え戦か、それとも1部残留か。ブンデス最終節16位ハンブルクvs15位ヴォルフスブルクの一戦は、まさに生き残りをかけた注目の最終決戦だ。

その試合を裁く主審として、DFBはマヌエル・グレーフェ氏を任命したのだが、このことについてかつて名審判員として名を馳せたマルクス・メルク氏が厳しく非難した。

「もしもこの試合で、どの審判員を候補からはずすべきかといえば、まっさきに思い出すのはグレーフェ氏の名前だろう」と、元FIFA公式審判員のメルク氏はハンブルガー・モルゲンポスト紙に対してコメント。

その理由となっているのが、2年前に行われた入れ替え戦の第2戦、2部カールスルーエvsハンブルガーSVの終盤でのできごとについてだ。

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カールスルーエリードでロスタイムへと突入したものの、その後に物議を醸しだすファウルの判定でハンブルクに絶好の位置からFKのチャンスが。

それをマルセロ・ディアスが決めて土壇場で同点とすると、延長戦でカールスルーエは力尽き2部降格を喫したのである。

「これは驚くべきことだ。理解なんて到底できないよ。もっとも重要なことは審判が注目されるのではなく、むしろ試合であるべきなのだ。しかしそれはこの試合では不可能だよ、確かにグレーフェ氏は実力ある審判員だが、DFBは他の人物を選出すべきだった」と、3度世界最優秀主審に選出されたメルク氏は批判を展開。

そしてヴォルフスブルクでマネージャーを務めるオラフ・レッベ氏は木曜、「DFBはベストの一人を選出した。我々はこれに反論することはない」との意向を示している。

またヨンカー監督は、ハンブルク戦を前にして「我々には大きなプレッシャーがかかっているが、しかしむしろハンブルクの方が、より大きな重圧にさらされているといえるだろう」とコメント。

同地区のライバルであるブラウンシュヴァイクとの入れ替え戦を想定して、チケット購入の新たな規定など話題となったが「いまはとにかく私はハンブルクとの試合に集中している。視野は広くもつようにはしているが、しかし今はそういうことだよ」と強調し、「勝ち点1で十分であることはわかってはいるのだが、しかしあくまで勝利を目指して行きたいね」と意気込みをみせた。

さらに注目度が増す格好となった、ハンブルクvsヴォルフスブルク。キックオフは日本時間の土曜日22時半からだ。

【先発予想】
ハンブルク:マテニア – 酒井高徳, パパドプロス, マフライ, オストルチョレク – ヤンジチッチ, ユング – ジャッタ, ホルトビー, コスティッチ – ウッド
監督: ギズドル

ヴォルフスブルク:カスティールス – S. ユング, クノッヘ, ルイス・グスタボ, ゲルハルト – ギラボギ, アーノルド – ヴィエイリーニャ, ディダヴィ, エンテプ – ゴメス
監督: ヨンカー


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