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2017年09月18日

疑惑のゴールにケルンは抗議、ドルトムントのCEO「みっともない」

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0−5。FCケルンにとってみれば、言うまでもなく明らかな敗戦だ。しかし問題となっている1つの場面がある。それが前半終了間際のソクラテスのゴールである。ビデオ判定により、最終的にゴールと認められたものだが、試合後にケルンでマネージャーを務めるヨルグ・シュマッケ氏は、「もちろんこのことについて抗議する」と語った。

「あれはルール違反のジャッジだ。そしてそれが試合を決定づけてしまった。ルールに反したものであれば、我々としては再試合を求めていく。基本的に私はビデオ判定に賛成派ではあるのだが、しかし今回は審判のミスによって試合が決まってしまった。審判はいつそれを利用できるのか、そのルールもあるのだからちゃんと守らなくてはならない。」

つまりはこうだ。コーナーキックからゴール前に上がったボールを、味方DFハインツと競ってバランスを崩したGKホルンがボールを落球。それをソクラテスが押し込み、前半終了間際に貴重な追加点をマークしたのだが、ケルン側の主張は、その主審の笛の音のタイミングにあり、ボールがゴールラインを割る以前にすでに笛が吹かれていたことから、そもそもビデオ判定審判員に確認を取ること自体がルール違反だということだ。


しかしドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「潔く負けを認めるということも、時には必要だと思うがね。そもそもケルンは2つのシュートしか放っていないし、確かにビデオ判定がかけられたが、この判断は正しいものなのだから。それ以外に関心はない」と述べ、「その時にボールがどの位置にあったかなんて、笑ってしまうよ。みっともないね。0−5で敗れたのであれば、口を閉ざして次はどうやればよくなるかを考えるべきではないか」と語った。

また抗議と言う言葉については、「ぞっとするよ。彼らは十人で守っていたし、この試合で勝者にふさわしかったチームはただ1つ。ボルシア・ドルトムントだ」と強調し、またミヒャエル・ツォルクSDもヴァツケ氏の考えを支持している。「ぞっとするし、笑えるとも言えるかもしれないね。もし本当にそうするなら。あのボールの行方に関しては明確だったのだ。誰にもあのゴールを防ぐチャンスはなかったのだよ。ボールがその時にラインを越えていたかは、私からみれば二の次の議論だ。ファウルでもなかったわけだし、あれがゴールとして認められるもの。それが事実だよ」

なおケルンはさらにその後、後半早々にもう一度ビデオ判定により、今度はPKを献上する形で3失点目を喫しており、それによって緊張の糸が切れたのか、その後立て続けに得点を奪われた末、0−5と大差で、シュテーガー監督就任以来初となるドルトムント戦での敗戦を喫した


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