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2017年09月28日

宿敵シャルケとドルトムントが共闘?両クラブ「聞いてないよ!」

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ドイツの炭鉱は2018年いっぱいをもって全て閉山されるのに伴い、博物館や難民受け入れ施設の建設など、約100のプロジェクトがおこなわれることになるのだが、RAG石炭基金のヴェルナー・ミュラー会長はそのプロジェクトの1つとして、シャルケとドルトムントによる混合チームで親善試合を行うことになると発表した。

しかしその日のうちにシャルケ側からは、具体的な同意もプランもないとないと強調しており、水曜日にはマネージャーを務めるクリスチャン・ハイデル氏が「このテーマについては、かなり後回しというものだよ。だって何も提案がなされていないわけだし、想像するのは難しいものがあるよね」とコメント。

さらに、今回名前があがった主敵ボルシア・ドルトムントの名前をあげ、「私が聞いている話では、彼らも驚きを感じているようだ。しかも具体的な時期まで出てくるなんてね。ドルトムントとの混合チームという話なんて聞いてもいないし、それは今回の発起人による希望なのではないか?」と言葉を続けている。

ただしシャルケサイドとしては、ドルトムントとの混合チームというところが特別に大きな問題ではないようで、「FCシャルケ04はこの地域がもつこの歴史のために、いろいろと協力していくスタンスであるということに変わりはない。重要なことは、人々の記憶に残るようにしていくということ。それがサッカーなのであれば、それでは誰が、誰と、どうやってやっていくのか。それをこれから考えていくことだ」との考えを述べた。

その一方でボルシア・ドルトムント側では、先日のレアル・マドリード戦で一部のファンが、このアイデアに抗議するメッセージを掲げており、今回のミュラー会長の発言に驚きをみせながらも「親会社でありエヴォニックから、閉山に伴うイベントへの協力を要請されてはいる。基本的にではあるが、ルール地方全てのクラブとともに選抜チームとして戦うような、そういった用意はある。ただし、まだ何も合意はしていないが」との見方を示している。



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