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2017年11月07日

ドイツサッカー連盟、疑惑のビデオ判定プロジェクトのリーダーを解任

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ここのところ審判員の問題が加熱しているドイツサッカー界だが、ドイツサッカー連盟は月曜、ビデオ判定技術導入プロジェクトのリーダーを務める、ヘルムート・クルーク氏を解任することを発表した。

すでに同氏は、審判員コミッションメンバーからも外されており、今回の判断については、日曜にフランクフルトにて行われたドイツサッカー連盟、そしてドイツサッカーリーグ機構の上層部らによる話し合いの末に決定されている。

ドイツサッカー連盟は「ここのところ、プロジェクトを率いるリーダーの問題が世間を騒がせていることを受け、これからはフレーリヒ氏があとをつぐことになった」と発表。ただしクルーク氏は引き続き、審判員協会にはとどまるとのことで、「これからは分析や書類などに集中することになる」という。

なお同氏については、10月28日に行われたシャルケvsブレーメン戦において、スーパーバイザーの立場を利用して試合に介入し、地元のシャルケに好都合な影響を与えた疑いがビルト紙によって伝えられたのだが、こちらについてはクルーク氏自身が否定。

ドイツサッカー連盟は特に言及はしていないものの、「今後はスーパーバイザーが試合中に直接コンタクトをとることはない」としており、この試合で起こったことへの再発防止とも取れる対応を行なった。

DFB審判員協会副会長を務めるロニー・ツィマーマン氏は、「ここのところはビデオ判定技術導入プロジェクトの役割、目的について不満の声が上がっていました。だからこそ、ここで明確な線引きと発表を行うことこそ重要だと考えています。またこれからもこの技術に対する信頼もかわりはありません」と述べている。

またフレーリヒ氏は「今後の流れや内容については透明化をはかっていく。それがベースとなるんだ」と発表。しかしながら同氏とクルーク氏による連盟で、ビデオ判定審判員の対応範囲への修正が、世間に対しては秘密裏に行われたことは、まさにこれに逆行していたことだといえるだろう。

これによればビデオ判定審判員は、自身が確信をもてた場合のみならず、もしも主審が改めてビデオを確認して大きなミスジャッジに気づく可能性があると判断した場合についても、主審にそのことを伝え確認を行うことが可能に。しかしすでにドイツサッカー連盟はこのことに異を唱え、本来のスタンスへと戻す考えを明らかにした。


一連の騒動を受けて、グラードバッハのマックス・エベールSDは「ドイツサッカー連盟のコミュニケーションはボロボロだよ」と苦言を呈しており、「私はかわらずビデオ判定技術を支持しているのだが」とコメント。

ちなみにクルーク氏といえば、現役審判員であるマヌエル・グレーフェ氏が今年8月に名指しで批判。かつてのドイツサッカー連盟審判員協会の元会長2人、ヘルベルト・ファンデル氏も含め「二人について言えることですが、彼らが用意した審判員リストは、彼らが求める人物を並べていたものにすぎません」と糾弾している。


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