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2018年01月15日

出場停止のオーバメヤンについて、ツォルクSD「彼のことがわからなくなってきた」

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いい日のピエル=エメリク・オーバメヤンであれば、その類い稀なスピードを活かして試合を決定づける活躍を披露してくれるのだが、しかし悪い日のオーバメヤンはクラブやチームメイトらに苛立ちを与える存在へと変貌してしまう。ヴォルフスブルク戦で出場停止となったチームの得点王について、試合後にミヒャエル・ツォルクSDが自身の見解について語った。

オーバメヤンのキャリアにおいて、平穏無事という言葉は存在しない。むしろウォーミングアップの時には宝飾品をシューズに散りばめたり、ゴールを決めた際にはマスクを装着したりと目立つ存在でありつづけてきた選手だ。ミヒャエル・ツォルクSDは「確かにこの数年間、彼はいつだってアピールをしてきたし、時にはそれがいきすぎていたところもあったかもしれないね」とコメント。「ただ取り組む姿勢はいつだって模範的だったし、タスクに対してもプロフェッショナルにこなしてきたんだ。ただそれが今は見て取れないということだよ」と言葉を続けている。

さらにツォルクSDは、今回の処分の背景について「昨日はみんなで練習と食事をともにし、さらに試合に備えて重要なミーティングが予定されていたんだ。こういったチーム全体での意識というものを我々は非常に大切にしている。しかしそれが彼には不足していた。今日、そのことについて集中的な話し合いを行い、そして今回の試合について処分を与えることにしたのだ。もちろんこれから罰金が科せられる可能性だってある」と説明。

これまでにもオーバメヤンは、度々規律を乱す行動をとっており、「どういったことが背景としてあるのか、じっくりと考えていく必要性があるように思う。こういったことは何も今回がはじめてというわけではない。今は、彼の頭の中が見えないし、彼自身のことが少しわからなくなっているんだ。これは正直に口にしなくてはならないだろう。重要なのはプロフェッショナルさ。そして何よりも重要なことはチームであり、みんなが掲げる目標。それを決して危ぶませるようなことがあってはならないんだ」とコメント。

今回の処分は、本人のみならずクラブにとっても苦しい判断であることも強調した。「彼はうちの得点の半分に絡んでいる選手なんだよ。そのことは決して無視することのできない事実だ。だがこういうことは適宜対処していかなくてはならない」

果たして今回の騒動が、今冬の移籍に拍車をかけることになるかについては不透明だが、ただいえることは最近では中国からの関心が寄せられているということである。


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