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2018年03月09日

ブンデスリーガ、第27節全試合通じ人権問題に「一石を投じる」

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『先入観に一石を』のスローガンの下、DFL基金はブンデスリーガ第27節においてキャンペーン活動を実施。この試合ではTVやユニフォームなどにおける広告活動が自粛され、ホームページ(www.klicke-gemeinsames.de)において移民の受け入れなど36のプロジェクトを紹介。マヌエル・ノイアーやナウド、ケヴィン=プリンス・ボアンテングらがPR活動に参加している。

フランクフルトのコメルツバンク・アレナにて木曜日に開催されたプレスカンファレンスには、多くの人々が詰め掛け、そこにはブンデスリーガ機構のクリスチャン・ザイファート代表取締役、アイントラハト・フランクフルトで役員を務めるアクセル・ヘルマン氏のほか、DFL基金で代表を務めるシュテファン・キーファー氏、さらにはケヴィン・プリンス・ボアテングも出席した。今回のキャンペーンを通じて、ブンデス各36クラブによる約430に及ぶ社会活動がより多くの人々の関心を集めることが期待されている。

ボアテングは「ぜひ助けになれればと思う。僕たちサッカー選手は多くの注目を集める立場にある。そして僕が所属するアイントラハト・フランクフルトをみてもらえれば、いかに異なる国、文化、地域が混在して戦っているのかがわかるはずだ。まさに模範的だと思う。チームの誰もどこから来たのかとか何語を話すのかとか、そういうことにとらわれてはいない。僕としては子供達にそういうことを示していきたいと思う。肌の色や地域、セクシュクアリティなどで差別など行うべきではないと。僕が憧れている存在は、モハメド・アリだ。それは彼のボクシングにおける強さからではない。むしろその人間性からだ。僕も人々の模範的存在になっていければと思っている。」


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