ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年09月08日

井手口陽介がフュルトで、奥川雅也がキールで初プレー〜テストマッチ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


キール(2部)6−3オスナブリュック(3部)

 2部ホルスタイン・キールは、前日のボルシア・ドルトムントとのテストマッチを行なったばかりの3部オスナブリュックとテストマッチを実施。開始早々にスザッチのバックパスをGKキューンが取りきれずにオウンゴールで先制。その9分後には元キールのダネンベルクのパスミスを突いてメルシェルが追加点、さらにその6分後にはカラゾルも得点。オスナブリュックも反撃を試みるが、パスミスや25mの距離から空きのゴールへ決めきれないなど詰めの甘さをみせ、逆に前半終了間際にギルトがゴールネットを揺らす。

 後半からはこの日センターバックとしてプレーしていたキンソンビとボランチでプレーしていたカラゾルを入れ替え、さらにヴァイナーを投入。しかしそれからはミスのオンパレードとなり、カラゾルのミスから失点。それから2人の位置を戻すも守備陣は組織力にかけて62分、67分にも失点を重ねて1点差に。しかしそれからは得点チャンスは与えず、逆に途中から出場となったシンドラーが終盤の86分、同じく途中出場のメファートが相次いでゴール。最終的に6−3で勝利を収めた。今夏にザルツブルクから加入した奥川雅也は右ウィングで先発出場、90分間フル出場し上々のデビューを果たしている。

 キールのティム・ヴァルター監督は「前半に関しては、選手たちも意気揚々とプレーし、相手にあまりチャンスを与えてはいなかったのだが、しかしながらそれからは、簡単にいくと考えてしまったのではないか。それでも全ての選手たちに満足感を覚えている」と述べ、ヴォールゲムートSDは「テストマッチで前半では非常に集中して戦っていた。あれはほぼ完璧に近い内容だったし、あれだけのリードにも見合ったものだったと言えるだろう。後半ではあまりにミスをおかしてしまったが、その後はまた自分たちのプレーを見出し、2得点を重ねることができた」と賞賛をおくった。

ホルスタイン・キール: クロンホルム – ヘルマン (67. デーム), キンソンビ, テスカー, ファン・デン・ベルク (63. フレックシュタイン) – パイツ (67. メッファート), カラゾル (67. ミューリング) – 奥川雅也, メルシェル (67. ヴァール), レヴェレンツ (63. シンドラー) – ギルト (84. アウウク)

フュルト(2部)4−5ゾネンオフ(3部)、フュルト(2部)1−3シュトゥットガルト

 ブンデス1部シュトゥットガルト、ブンデス2部グロイター・フュルト、そしてブンデス3部ゾネンホフは、各45分間ごと2試合ずつそれぞれ対戦するミニリーグ戦を実施した。2部フュルトに今夏加入した井手口陽介、そしてパウル・イェッケルにとっては、移籍後初のプレー。さらにダミール・ブリッチ監督は今回のテストマッチして、実践経験の場の提供以外にも、ファビアン・リーゼをトップ下としてテスト。ニク・オムラディッチが右ウィングに入り、ダブルボランチには井手口と共に、ベネディクト・キルシュが入っている。

 まず初戦となった3部ゾネンホフ戦では、格下を相手に45分間を通じて圧倒。ただ幾度も好機は迎えながら最後までゴールネットを揺らすまでには至らず、PK戦へと突入。最終的には4−5で敗戦を喫した。続く第2戦シュトゥットガルト戦でもフュルトは同じメンバーのままプレー。開始早々にマリオ・ゴメスに先制されるなど自分たちのペースにもちこめず、27分にもゴメスに追加点。それからはリズムを掴みキルシュがオムラディッチからのセンタリングから技ありでゴールを決めるも試合終了間際に相手主将クリスチャン・ゲントナーに駄目押し点を決められ2連敗。今大会3位でフィニッシュしており、一方でシュトゥットガルトは2−0でゾネンホフを下して優勝を果たしている。

グロイター・フュルト:M.フンク – ヒルベルト, M.カリジュリ, マグヤー, イェッケル – 井手口陽介, キルシュ – オムラディッチ, リーゼ, ラウム – シュタイニンガー
 


  • ブンデスリーガ・各チーム情報