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2016年07月01日

評価が割れるメスト・エジル

Germany
ドイツ代表
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EURO 2016 - Nordirland - Deutschland 0:1

代表でのメスト・エジルの立場は明確だ。2010年と2014年のW杯、そして2012年と2016年のユーロでも、これまで全23試合で先発出場を果たしており、彼以上に出場した選手はほかにいない。


所属するアーセナルでも6得点19アシストとすばらしい活躍をみせた同選手だが、最近ではスロヴァキア戦でPKを外したり、ボレーシュートを決めきれないことなどがあり、SNSなどで批判の声があがっているところだ。


専門家の間でも意見は割れており、先日放送したkicker.tvトークでは、1990年のW杯優勝メンバーのアウゲンターラー氏が、エジルに代えてドラクスラーをトップ下とし、さらにサイドにはサネを起用するよう提言。「プレミアでの彼のプレーを見たが、気に入らないね」とコメント、テクニックはあるがあまりに遅く、フィジカル面でも不足しているとの見方を示した。一方でシュテファン・クンツ氏はエジルを支持。「困った時にボールをわたすことができる。彼のような選手は外せない」と語った。


批判のポイントは、試合の大半ではエジルはすっかりとかくれてしまっており、ボディランゲージでも不足しているところが何度もみられている。しかしかつてブレーメンで指導したトーマス・シャーフ氏は「もちろん創造的な選手が90分間めだちつづけるようなことはないさ。ボディランゲージの批判については理解するが、しかし彼はそれをわかっているし改善しているよ」と擁護している。


ただこれまで代表77試合で19得点36アシストをマークしてきたものの、最近3試合では無得点0アシストのエジル。


確かにSNSでは最も高い人気を得ているが、果たしてさらにその評価を高めることができるのかどうか。それは土曜日のイタリア代表代表戦での結果によることになるだろう。

 


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