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2016年08月17日

五輪代表では左サイドで活躍〜ルーカス・クロスターマン

RB Leipzig
RBライプツィヒ
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準決勝進出を果たしたドイツ代表チームの中にあって、なかでもルーカス・クロスターマンはサプライズを演じた選手の一人として数えることができるだろう。その精力的なプレーと戦術面でのクレバーさによって、所属するライプツィヒとは逆サイドの、左サイドバックとしてこの五輪ではプレーし続けているところだ。だがクロスターマンは「そんなに難しかったわけではないね。クラブでも左でプレーしたことはあったし、それに左足を使うことはそんなに大きな問題でもない」とコメント。ポリバレントさも併せ持つDFは、「選べるなら右のほうが良いけど、4バックならどこでもプレーできるよ。U21代表ではCBとしてもプレーしているんだ」と言葉を続けた。


ちなみに左サイドバックは、ドイツA代表においても大きなテーマの1つとなっているポジションだ。「もちろん上を目指してはいる。でもポジション選びは将来性で選ぶものではなく、自分の長所を踏まえて選ぶものだよ」とクロスターマン。その彼が持つ長所こそクレバーさと対人戦能力、試合を読む力とそのスピードにある。そしてそのスプリント力は、DNAに裏付けられたものだ。「両親は二人とも陸上をしていて、父は110mハードルで国内6位の選手だったんだ。だから子供の頃から練習場にいたし、サッカーだけでなく陸上もやっていたんだよ」ただしサッカーでは、Fユース時代にはGKを務めていた。「でもテンポを持っていたから、GKにはもったいないと判断されたんだよ」。確かにそれはいい判断だったといえるだろう。


そんなクロスターマンは、ゲフェルスベルクから決戦の地リオへと降り立った。通信大学で経済学を学び始めた20歳は、ナイジェリアとの準決勝を前に「とてもテクニックがあるチームだち思うし、とにかくフィジカルだね。それにスタミナもとてもあるよ。まったく簡単な試合にはならないはずだ」と分析。「でも恐れはないよ。ここのところの試合で自身を蓄積しているからね。まだフレッシュさがあるというのは、ポルトガル戦で実感したことだ。だからとても自信をもって臨むよ。そんなスポーツ選手だって五輪でのメダル獲得を臨むもの。僕たちはその目標の目前にいるし、ぜひこの夢を実現させたい」と意気込みを見せた。

 


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