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2016年09月03日

代表の人気がドイツサッカーの発展に繋がると反論するビアホフ氏

Germany
.ドイツ代表
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『Road to Russia』2018年のロシアワールドカップに向けた連覇への挑戦が、日曜日のフィンランド代表戦よりはじまるが、今夏のユーロを終え2年後を見据えるマネージャーのビアホフ氏は、「またこのサイクルが始まったね」と述べ、新しいチームスピリットと、力をもったチーム作りを目指す考えを強調した。


特にブラジルワールドカップからは、主力を務めた5選手、先日引退試合を行ったシュヴァインシュタイガーや、3月に開催予定のポドルスキ、さらにユーロ前に代表を引退したクローゼ、ラーム、メルテザッカーらがチームを去っており、連覇に向け「穴を埋めていかないとね」と同氏。既存の主力選手のみならず、「五輪でそのポテンシャルを示した」リオ五輪世代にも期待を寄せている。


その一方で、先日のフィンランド代表戦ではスタジアムは半分程度しか埋まらなかったが、ビアホフ氏は間接的ながらここ2年のテストマッチについて苦言。「代表戦というのは、高いクオリティがなくてはならないものだよ」との見方を示した。


また明確に反論を述べたのは、ブンデスから代表が過剰にPR活動に勤しみすぎではないかという点だ。「選手の派遣には感謝している」と話すビアホフ氏だが、「しかし我々は彼らから享受しているだけではない。お返ししている部分だってある」とも指摘。


ベッケンバウアー氏らレジェンドの名前を挙げた上で、「代表でプレーしている選手の人気が向上している。ドルトムントが中国ツアーでロイスらの人気を博したのはそれが理由だ」との考えを述べている。


つまりはドイツ代表では、大きな大会で選手たちがプレーすることによって成長を促すのみならず、「選手の価値の向上」も担っており「我々がPRして、それで新しく選手を買うわけじゃないんだよ」とコメント。むしろその活動の目的は、あくまでドイツサッカー界の発展以外の何ものでもないということだ。

 


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