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2016年09月06日

ゲッツェを擁護するレーヴ代表監督と若手ブラント

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スタジアムを去るトーマス・ミュラーは、まさに上機嫌だった。「自分のシュートに関するクオリティに対して、特に疑問を感じたことはないね」


代表での得点は、実に11ヶ月ぶりのことだ。ユーロでは相手を支配する展開でも得点にはいたらなかったが、それでも信じる気持ちを失わず、前向きに「いつかまたチャンスは来ると思っていたし、ゴールするときはいつかくると思っていた」とミュラー。「とにかく自分を見失わないようにして続けていったよ。重要なことは、意欲をなくさないことさ。」と言葉を続けた。


試合後、レーヴ代表監督も「選手たちはプランをうまく実行に移してくれていた。この試合はコントロールしていたし、スペースをうまくシェアして、ゴールに向かうシーンがとても多く見られていた。」と賞賛。ミュラーも「自分たちの仕事を全部できていたように思うね」と胸を張る。「素晴らしい夜だ」


また指揮官は、現在のグループリーグ首位の座はこのまま保持することを考えており、「チェコ、北アイルランド、そしてノルウェーは、ドイツの次の2位を狙って戦うと思う」との見方を示した。


この日は3得点と、これまでとは異なり効率よく加点したドイツ代表だが、トップの位置で先発したマリオ・ゲッツェについては、期待に応えたプレーをみせたとはいえない。レーヴ代表監督は「ゲッツェについては、まだ実戦経験がそこまで十分ではないところは見て取れたさ。まだいくつかの試合が必要だね。もしもそれができれば、我々が知っているマリオが戻ってくるさ。」とコメント。ただしいい形でこれているとも見ており、「練習では何度もいい場面をみているし、彼の笑顔も見て取れる。またサッカーを楽しんでいるという感じだね。」と述べている。ゲッツェ自身も「まだまださ。でもいい感覚を覚えているし、代表戦2試合で出場できてよかった。これからドルトムントに戻るのが楽しみだよ」と語った。


その一方で、ユリアン・ブラントは、「なぜゲッツェとは異なり軽快にプレーしているのか?」との問いに対して、「たくさんの目が、ゲッツェに向けられているからさ。僕の場合は「まぁ、どうやるのか見てみよう」という感じだからね」と返答。この日に身につけたユニフォームには、先日代表から引退したバスティアン・シュヴァインシュタイガーの「7」がつけられていたが、「素晴らしい番号だ」とブラント。指揮官からは「まだ彼にはやってもらいたいことがあるよ」と要求もあるが、しかしこのまま成長をつづけていくならば、この背番号を守ることもできるかもしれない。

 


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