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2017年10月04日

「苦しい秋だからこそ」コンフェデ杯での成果に自信をみせるドイツ代表

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2016年10月11日以来となる、ドイツ代表参加を果たしたジェローム・ボアテング。「だいぶ長いこと代表から遠ざかっていたね」と振り返った守備の要は、「しかし1年ぶりだって?それは気づかなかったな」と言葉を続けた。

この1年は筋肉系の問題ん悩まされ続けており、なかなか思うような回復が見られていなかったものの、29歳のDFは「現時点ではいい感じだよ」とコメント。「たしかにトップレベルにまで持っていくには、しばらくの時間が必要だとは口にしていたけど、でも現時点で特に問題はないんだ」と語っている。

なおここまでドイツ代表は、予選の8試合で全勝を収め、ロシア行きの切符を獲得するまで勝ち点1に迫っているところだが、「今の状況はとてもいいものだ。目標は最後の2試合でも勝利をおさめることだね。10勝でワールドカップに出場したい」と強調。ヨアヒム・レーヴ代表監督も「我々はここまで、とてもいい予選での戦いを見せてきている。これを続けていかなくては。我々の目標は10戦10勝をおさめること、それに定めている。」と断言。さらにマネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏も「我々はこの予選を圧倒して終えたいと思っているよ、2勝をおさめてね。」と意気込みをみせた。

ただし今回の相手である北アイルランド戦に向けては、ボアテングは「簡単な試合ではないし、彼らは闘争心をもって一体となって戦ってくるチーム。さらにファンからの後押しも受けられるよ」と説明、ビアホフ氏も「タフな戦いになるだろう。相手はかなりモチベーションが高いはずだ。おそらくは最初から仕掛けてくるだろうから、我々としてはそれにうまく対処していかなくてはならない。「自分たちのサッカーをみせ、クオリティを発揮することができれば」と警戒心を示している。


なお今回の代表戦期間では、負傷や休養という形でノイアー、ヘクター、ゴメス、ゲッツェ、ケディラ、ヴェルナーら、代表常連組が数多く不在となっているが、このことについてはビアホフ氏は「10月や11月というのは、常に我々にとっては難しい時期なのだ」とコメント。

それゆえに「コンフェデ杯でいい結果を収められたこと、代わりのオプションとして選手たちがアピールしてくれたことを嬉しく思うよ。我々にはいい選手たちが揃っている。彼らには十分にクオリティが備わっており、だからこの時期で代表の主力選手の何人かに休養をあたえることができるのさ」と胸を張った。

またそれを外から見ていたボアテングは、スムーズに新たな選手たちが代表に馴染んでいったことを評価しており、「とても素晴らしい選手たち、コーチ陣が集まっているよ。若手選手がチームに馴染むのは決して難しくはないんだ。それは僕自身の経験にもあること。とても温かく迎え入れてもらって、たくさんの信頼も与えてくれる。それに選手たちも応えているのさ」と語っている。

一方でそのボアテングの方は、負傷から代表戦で復帰を果たすのか、そして現在の苦しいクラブでの状況は?など、大きな問題を抱えている最中ではあるのだが、自身の復帰ついては「監督が決めることだ」とボアテング。またクラブでの状況については、ビアホフ氏は「バイエルンの選手たちはリラックスしている。こういう状況はこれまで幾度となく経験してきたことだよ」と強調し、「パフォーマンスで流れを変えなくてはならないこともわかっている」と奮起への期待感を示した。


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