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2018年03月22日

ドイツvsスペイン:モラタが外れる分厚い選手層を抱える無敵艦隊

Germany
.ドイツ代表
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スペイン代表もまたドイツ代表と同様に、ワールドカップ予選では他国を圧倒して無敗で勝ち点28を獲得。その一方でイタリア代表がプレーオフ進出となり、その後の結末については皆さんもご存知の通りだ。フレン・ロペテギ監督率いるスペイン代表の選手層は非常に厚い。そのため今回の代表戦期間においても、指揮官は厳しい判断を強いられており、ワールドカップでも同様の展開がみられることになるだろう。

チェルシー所属のマルコス・アロンソが代表初招集というサプライズを受けた一方で、逆にジャーナリストからも数多くの質問が寄せられる結果となった、同じチェルシー所属のアルバロ・モラタの招集外にみられるように、主力選手であっても決して気をぬくことはできない。

モラタ招集を見送った理由について、ロペテギ監督は、「これまでほぼ常に代表に参加してきていた選手だ。ただ彼は負傷による問題を抱えていたし、今回については別の選手を呼ぶ方が良いと判断したんだよ。決して彼のことを考えていないわけではないし、前回のワールドカップと同様に彼にチャンスはある」と説明。

ただたしかに前半戦ではチェルシーで活躍をみせていたモラタではあったのだが、しかしながらここのところはコンテ監督から徐々に起用される機会が減少しており、先日行われたCLバルセロナ戦では、トップの位置には今冬加入のオリヴィエ・ジルーが入り、モラタは67分からの途中出場となっていた。

高さはあるものの、スピード面ではあまり長けていない同選手に対して、ロペテギ監督は信頼を強調しつつも、それと同時に要求も間接的に口にしており、「出場機会を非常に多く得られるようなら、高い確率でワールドカップに参加することになるさ」とコメント。つまりは逆にいえば、出場機会が少なければ選出は厳しい状況に置かれるということだ。さらにライバルではは、ジエゴ・コスタも浮上してきており「コスタが復活をみせているね。ただだからと言って簡単に代表に入れるというものでもないがね。モラタもいるし、誰もがワールドカップ行きを争わなくてはならない状況なんだ」と、指揮官は述べている。

同じく調子の上がってきたジェラール・モレノも候補ということになるだろう。ロペテギ監督は「セルジ・ロベルトやハビ・マルティネスについても言えることだが、我々はすべての選手を連れて行くことはできないんだよ」と語った。

だからこそ今回行われるドイツ代表、そしてアルゼンチン代表とのテストマッチの意味するところは非常に重要なものだ。ロペテギ監督は「非常に多くのことを要求しているし、非常に高いモチベーションをもって臨める試合だ。ここで重要な情報を手にすることができるだろう。ただそれが最終決定になるというものでもない。ただいくつかの疑問に対する答えが得られると思うよ。」との考えを示した。


 


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