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2018年06月09日

再び課題を残したドイツ代表、レーヴ監督「心配はしていない」

Germany
.ドイツ代表
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金曜夕方にレヴァークーゼンで行われたサウジアラビアとのテストマッチでは、ドイツ代表は2−1で勝利を収めたもののまだ多くの課題を露呈する結果にもなってしまった。試合後、ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は、それでもあくまで落ち着きを保っていることを強調。これまでのドイツ代表がみせてきた美徳への信頼を口にしている。

金曜日の試合が行われたベイ・アレナでは、ピッチ脇で頭を抱えるなど、明らかに不満のジェスチャーをみせるレーヴ監督の姿があった。そして試合後にも、「我々は来週は、もっとキレをもって、ダイナミズムとパワーをもって、取り組んでいかなくてはならない」とコメント。

だがそれと同時に、これまでドイツ代表はその歴史のなかで、いざとなった時に本番でその力を発揮してきたタイプであることへの期待感も示した。つまり今の代表メンバーへの信頼感を示した形でもあるのだが、果たして問題はそこまで容易なものなのだろうか?

確かなことは、サウジアラビア戦でみせていたパフォーマンスというものは、ワールドカップに向けての仕上がり具合として、不安を感じさせるものだったということである。確かにレーヴ監督は「この試合というものを頭のなかで整理して行く必要がある」としており、特に2週間にわたる南チロルでの合宿を経ていることでの体力を消耗していることから、「みんなようやく終わったとほっとしているところだろう」。

確かにこの試合については、切り離しながら考えて行く必要がある。特に前半で見せていたドイツ代表の戦いは、時間帯によっては魅力的なサッカーを展開していた。ただ後半に関しては「最終的には少し運に救われたところもあった」とレーヴ監督。ロスタイムではあわや2−2の同点とされそうな場面もみせている。

「我々としては、改善していかなくてはならない課題が幾つかある。それは間違いない。多くの得点チャンスを作りながらも、それをおざなりにしてしまっていたのだ」と指揮官は総評。さらにメキシコ代表とのW杯初戦では、選手たちが全く異なる顔をみせてくれることへ疑いの余地がないことを強調していた。


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