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2018年06月09日

ギュンドアンへのブーイングに、レーヴ代表監督「理解できない」

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金曜日に行われたドイツ代表vsサウジアラビア戦での試合中、ヨアヒム・レーヴ代表監督はコーチ席の背後に陣取る観客たちに向かい、拍手を要求するジェスチャーを示した。そのときピッチ脇に立っていた選手こそ、先日トルコ大統領への表敬訪問により、メスト・エジルと共に批判の声が浴びせられているイルカイ・ギュンドアンだったのである。ブーイングが浴びせられる状況に、代表監督がむしろ拍手を求めたのだ。

試合後の会見の席にて、レーヴ監督はファンたちの怒りにショックを受けた様子で「私自身も心苦しかったよ」と強調。「代表選手があんなにもブーイングを受けるなんて。投入されてから、そして全ての彼のプレーに対し、試合が終了するまでそれが行われるなんて。決して好意的にみれるものではない。ここまでというのは、正直理解に苦しむよ」と言葉を続けている。

特にギュンドアンについては先日、自身がドイツが重要視していることを自分も同じ考えをもっていること、そしてトルコ大統領への表敬訪問は決して政治的なものではなかったとのメッセージを伝えようとしていたのだが、レーヴ監督は「もう何度もそのことを話しているのだから、もういいだろう」との考えを示しており、なおもう一人の当事者であるメスト・エジルに対しても、同じ考えを持っているのかとの問いには「ロシアでまで、どういうリアクションが見られることになるのかはわからないね」と述べている。

ただ確かなことは、この問題が両選手ともに影響を与えるものになっているということであり、金曜夕方の試合ではギュンドアンにとっては「個人的に難しいものだったろう」と指揮官。だがそれと同時に「いまはそれに耐え忍ばなくてはならない。それができるように期待しているし、彼をサポートしつづけるよ」と語った。


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