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2018年06月09日

40歳を迎えた元ドイツ代表クローゼ氏「サネはプレミアの輝きを代表でみせていない」

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金曜夜に行われたテストマッチの対戦相手サウジアラビア代表といえば、ワールドカップ歴代最多得点記録を保持するミロスラフ・クローゼ氏にとって、はじめてワールドカップの舞台で得点を記録したものであり、さらにこの試合ではハットトリックをも決めた印象的な対戦相手だ。

そんなクローゼ氏は6月9日に40才の誕生日を迎えており、現在はドイツ代表のアシスタントとしてオフェンス面について従事。サウジ戦の前に行われたkickerとのインタビューでは「どううちのFW陣がうごくべきか、どこにポジショニングして、ボールが左へ流れたらどう動くべきなのか。攻守に渡ってのボールの対処やプレスなど、ビデオを用いて分析しているよ」と語った。

なおドイツ代表においては、FWを専門としている選手はティモ・ヴェルナーとマリオ・ゴメスの2選手ということになるのだが、サウジ戦で先発出場したヴェルナーと、9才年が離れたマリオ・ゴメスについて「彼はファンタスティックな選手で、素晴らしい人間性ももちあわせている」と賞賛。さらにヴェルナーとは「異なるクオリティ」をチームにもたらすことが可能であり、それは守備陣のトレーニングにおいても有効だとの見方を示している。

またドイツ代表では先日、最終メンバー23選手が発表された際に、プレミアで活躍をみせていたリロイ・サネが外れたことが大きな話題となったが、クローゼ氏は「彼が見せていたものはとてもよかったよ」との評価を口にしんがらも、しかし「我々ドイツ代表では、プレミアリーグでみせていたような輝きをみせているわけではない」と説明。今回の落選はサネに落ち度があったというわけではなく、あくまで「ブラントを評価してのものだ」と強調した。

一方で、前回大会の優勝メンバーの一人でもあるクローゼ氏は、連覇を狙うロシアワールドカップにむけての重要なポイントとして、チームがスローガンとしてかかげる一致団結を重視しており、「我々は2014年の時のように、ポジティブなチームスピリットをもって臨まなくてはならない。あのときは本当にファンタスティックな雰囲気が漂っていたんだ」と振り返っている。


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