ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年07月06日

メスト・エジル:ドイツ代表マネージャーが誤りを認める

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


今夏にロシアで行われているワールドカップでの惨敗を受け、徐々にではあるが新たな動きをみせてきているドイツ代表。まずその一歩となったのが、ヨアヒム・レーヴ代表監督の続投宣言だったのだが、さらにマネージャーを務めるオリヴァー・ビアホフ氏から、メスト・エジルに関する発言も行われている。

そのなかで同氏は、エジルに対する扱いに、ミスがあったことを認めた。そのきっかけとなったのが、ロンドンにてエジルとギュンドアンらが、トルコのエルドガン大統領を表敬訪問したことに世間から強い批判が浴びせられたことにある。

金曜発売のヴェルト紙とのインタビューのなかで、ビアホフ氏は公の場では初めて、エジルの代表招集の是非に関する発言を行なっており、「これまで我々ドイツ代表では、選手たちに理解を深めてもらうことはあっても、何かを無理強いするようなことはなかった。しかしそれはメストに関しては功を奏することはなかった。そうであれば、彼を外すという選択肢についても考える必要があっただろう」と同氏。さらに「メストとイルカイのあの写真撮影について、ドイツ代表ではそこまで深く気にしていなかったと思う。しかしながら議論は続いており、今になって考えればこの問題についてもっと明確なラインを引くべきだったかもしれない」と言葉を続けた。

ただその一方でビアホフ氏は、「メストは我々が期待していたこと(公に対して声明を発表すること)を、自身の確固たる理由があって口にしようとはしなかった」ともコメント。「ただギュンドアンについては、それとは逆に声明を発表し、かなりオープンに対処したのだが、しかしそれでも厳しい批判が続いたよ」とも述べている。

基本的にビアホフ氏は、ドイツ代表選手は自身の考えをしっかり主張すべきではあるとは考えており、「オープンに、正直に発言してほしいとは思っている。決して周囲に適当に合わせるようなことなくね」とも指摘。

またヨアヒム・レーヴ代表監督が、2022年まで続く契約を全うすることを決断したことについては、「我々はお互いに全幅の信頼をおいて取り組んできた。そしてそれは今回の過酷な状況下でも改めて示されたということだ。だがこれにはオープンに、正直に批判をするということも含まれている」と語り、「これまで私と監督は14年間にわたって全幅の信頼をおき、成功をおさめてきた」と強調。「ヨギーは次のステップを踏み出すためのエネルギーだけでなく、心の準備、意欲をもっている。何より彼がそのための能力、そして知識を持ち合わせていることに議論の余地などないんだ」と後押しした。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報