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2018年07月07日

ビアホフ氏、エジルに関するインタビューでの発言は「誤解を生んだ」

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木曜夕方にかけめぐった、ドイツ代表マネージャーのオリヴァー・ビアホフ氏による、雑誌へのインタビュー記事の発言内容。それはメスト・エジルをめぐる話題を、さらにヒートアップさせるものだった。そして金曜日には同氏は、一転してこのインタビュー記事について釈明。「誤解を生んだ」ことについて謝罪している。

「誤った印象を与えてしまったこと、異なる見解として伝わってしまったことについて申し訳なく思う。私が言いたかったことは、「もしも彼を招集していなければ、W杯の結果はあくまでパフォーマンス自体がクローズアップされていたであろう」ということ。それでも我々はメストの招集を決断したし、それが今も変わらない我々の見解だ。決して、彼を招集するべきだったということではないんだ」

そしてビアホフ氏はドイツ国営放送ZDFに対して、今回のインタビューが掲載される前に自身、そして3人のスタッフによって、ちゃんと確認をしておくべきだったことを認めた上で、さらに「我々は選手一人を吊るし上げるような真似はしない」とコメント。ただ今回話題となったインタビューのなか、W杯敗退についてビアホフ氏が口にしている選手の名前は、あくまでメスト・エジルただ一人なのだが。

また今大会について、同氏は「2014年大会のときのように、うまくパズルがハマっていくということはなかった。おそらくはどこかでズレが生じていたのだろう」と、一般論の範疇からでない程度の発言を行なっており、そのなかのどのピースがズレていたのかについては分析はまだ。「それは複雑だよ」と述べるにとどまっている。

なおヨアヒム・レーヴ氏について話題が及ぶと、「(敗退の)問題の一端を担った」とコメント。「これもちゃんと思惑通りに伝わることを願っているよ」と、言葉を続けた。一方で大会については、「多くの選手、今大会は大きなプレッシャーがかかってしまった」とも振り返っており、どうやらそれはトニ・クロースの劇的な逆転弾でも払拭はできなかったようだ。

なおレーヴ監督が残留を決意した経緯については、ビアホフ氏がフライブルクにあるレーヴ氏の自宅を訪れ、そこでこれからのタスクに引き続き取り組んでいくことについて話し合い、「このプロジェクトに取り組むエネルギーと意欲が、果たして自分たちにあるのか。そのことについて自問自答したよ。我々は14年間にわたって賞賛をうけてきた。そしてそれはたった一度のミスでひっくりかえるようなものではない。我々、特に私とヨギーには責任がある。正しい道に進むための力も、アイデアも、そして結束力もね。」と強調した。


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