ドイツ最大のサッカー専門誌 - kicker日本語版

2018年07月08日

ドイツサッカー連盟会長「エジルからの声明を待っている」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ドイツサッカー連盟は、メスト・エジルからのメッセージを待っている。それをラインハルト・グリンデル会長が、月曜発売のkicker誌とのインタビューの中で明かした。またドイツ代表として92試合でプレーしてきた同選手の今後については、現在分析を行っているヨアヒム・レーヴ代表監督の判断を待っているとの見方も示している。

「確かにメストはこれまで、まだ沈黙を保ったままだ。それは疑問を抱き、答えをまつ多くのファンが失望を感じていること、それはなんらおかしなことでは無い。だから私の考えでも、メストが休暇から戻ってきた時に、自身の考えについて公に対して口にすると確信している」

そう語ったグリンデル会長は、さらに「メストがどういう行動をみせるのか見守っていく。ミスをおかしたとはいえ、これほど代表に貢献してきた選手にチャンスを与えることは、フェアなことだ」とも言葉を続けた。

メスト・エジルはワールドカップ開幕直前に、同じドイツ代表のイルカイ・ギュンドアンらと共に、トルコのエルドガン大統領を表敬訪問し、このときにとった行動が世間から今日に至るまで、強い批判を浴びる結果にもなっている。さらにドイツサッカー連盟のこのことに対する対応の甘さも批判の対象となっており、先日マネージャーを務めるビアホフ氏がヴェルト紙のインタビューに応じたが、結局火に油を注ぐこととなった。

月曜発売のkicker誌のグリンデル会長とのインタビュー記事から、エジルとギュンドアンに関する部分について抜粋して先取りして紹介!

…ドイツサッカー連盟ライナー・コッホ副会長は数週間前に、ギュンドアンとエジルを巡るエルドガン大統領表敬問題について、ワールドカップ終了後に、なんらかの形で発言するを示唆していましたが?
「この数日の間、私はSNSか何かを通じて、何かしらのコメントが行われることを期待していた。それから我々が客観的にこのテーマについて関わっていくようにね。イルカイについてはすぐに、自身の考えについて発言していたし、それにドイツ大統領を訪問することは、イルカイ自身がイニシアチブをとったものだった。ただ確かにメストはこれまで、まだ沈黙を保ったままだ。それは疑問を抱き、答えをまつ多くのファンが失望を感じていること、それは何らおかしなことでは無いよ。だから私の考えでも、メストが休暇から戻ってきた時に、自身の考えについて公に対して口にすると確信している。それと我々は、分析を行っているヨアヒム・レーヴ代表監督が今後、彼について今後どうプランに入れるのかについても待っているところだ」

…連盟の役員会のほうから、方向性を代表監督に示すということもできるのでは?
「ワールドカップ前も、期間中もついてもそうだったが、メストをプレー面を踏まえてメンバー入りさせるというコーチ陣の判断に対して、我々はそのまま受け入れる判断を下した。ただこれからは大会の分析が行われることになる。またメスト自身がどういう行動をみせるのか見守っていくよ。ミスをおかしたとはいえ、これほど代表に貢献してきた選手にチャンスを与えることは、フェアなことだ」

…エジルへみせるドイツサッカー連盟の対応は、果たしてフェアなものでしょうか?オリヴァー・ビアホフ氏の発言は、選手に責任を押し付けたとして強い批判を浴びる結果となっています。
「しかし伝えられた内容が、本来意図していたものではなかったことは、すでにビアホフ氏が説明しているではないか。そもそも選手一人にワールドカップ敗退の責任を押し付けることなど無い。ただこの一連の議論からいえることは、いかにこのテーマが繊細なものであるかということ。インテグレーションをめぐる国の情勢は変わってしまったよ。だからクレバーなリスクマネジメントのために、冷静な思考をもって対応してなくてはならない。誰も追い詰めるようなことはないよ」

…もしもギュンドアンやエジルが、今後もドイツ代表としてプレーしていくためには、どのような条件が必要になってくると思われますか?
まず何よりも重要なことは、ドイツ代表首脳陣からの分析結果を待つことだ。そこにエジルについても、ファンやドイツサッカー連盟に対しても、明確にされていることを期待している。


  • ブンデスリーガ・各チーム情報