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2016年02月09日

主力にも緊張感を〜香川真司メンバー外の理由

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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FBL-JPN-GER-BORUSSIA DORTMUND


香川真司がベンチスタートになることはこれまでにもあったことだが、しかし今回トゥヘル監督がとったメンバー外という処置は非常に珍しいことだ。


ヘルタ・ベルリン戦に向けて、わずか16選手のみを登録したことについてトゥヘル監督は「そう決断したから、そうしたのだ」とだけ説明。


しかし「チームとして普段の状態にはなかった」ドルトムントは、結果的に無得点のまま痛み分けに終わっている。


ツォルクSDは「今回の勝ち点はOKとしなくてはならないだろう。それ以上を得るには、我々はふさわしくはなかった。全体的に呑気だったね」とコメント。


またメンバーから外れた香川については、警告以上のものは「確実にない」としており、年末には先発メンバーから外れるところもあった日本代表MFだが、しかし特にそういったこととは特に関連はないようだ。


トゥヘル監督はこれまで一貫して、ルーズだと判断した場合にはオプションとしてみなさない傾向にあり、実際に逆に練習で賛辞を受けたモリッツ・ライトナーはメンバー入りを果たしている。


指揮官はこのようにして、主力選手たちにも緊張感をもたせているのだ。


トゥヘル監督は、ポカール8強シュトゥットガルト戦前に行われたプレスカンファレンスにて、香川のメンバー外は決して大げさなことではないことを強調。不満を感じているということではなく、「何かが崩れたということではない」と語っており、この試合で同選手はメンバー入りを果たした。


なお今回の相手には、長年ドルトムントに在籍したケヴィン・グロスクロイツが加入、右SBの主力を務めているが、トゥヘル監督は「彼の持つポテンシャルに疑問はなかったよ」と述べている。


そのシュトゥットガルトは、後半戦ではここまで3連勝と非常に好調だが、トゥヘル監督は「国内で一番やりにくい相手。持っているポテンシャルを見せている」と警戒。


選手たちに対して「頭をシャープかつクリアにして臨んでほしい。相手を抑えることができなければ、敗戦することになるだろう。とにかく明確に、戦術的に、そして1秒たりとも気をぬくことなく戦うこと」を求めた。


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