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2016年02月24日

ベルリン戦での香川に続き、今度はカストロがメンバー外

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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Dienstag 09 02 2016 DFB Pokal Viertelfinale Saison 2015 2016 in Stuttgart VfB Stuttgart BV Boru

相手指揮官シュミット監督の騒動によって余り注目はされなかったが、古巣戦に臨んだゴンザロ・カストロが、この試合でも再びメンバー外となった。病気のギュンドアン、そして長期離脱明けのシャヒンがメンバーから外れていた、にもかかわらずである。


移籍当初は苦戦を強いられたカストロだが、後半戦の5試合中4試合でもkicker採点4と余りパッとしていない。


「パフォーマンスが何より優先」となることは、すでにツォルクSDが明かしていることであり、「対人戦に積極的で落ち着かせてくれず、フィジカルでの強さを求められるレバークーゼン」(トゥヘル監督)が相手であったことも、ギンター/ベンダーという二人の守備的プレーヤーを起用したことにつながったかもしれない。


戦術を考慮するなら理解できなくもないが、古巣との対戦などを踏まえれば想像しがたい。あと考えられるのは、練習でのパフォーマンスに、トゥヘル監督が納得しなかったという可能性だ。


土曜日のプレスカンファレンスにて、定位置争いについてトゥへル監督は「選手にとっては理由が必要だろうし、理解する必要もある。ただ重要なのはそれを受け入れることだ。決定は最後通告ではないのだよ」とコメントした。この言葉に合致するのが、香川真司である。


ヘルタ・ベルリン戦でメンバー外となった日本代表だが、数日後の試合ですぐに復帰。展開がいかに早く進むかを、物語っているといえよう。


ドルトムントは、カストロ抜きでポルト、そしてレバークーゼンからも勝利を収めた。


そしてサッカーのようなスポーツは、成功こそまさに特効薬だ。もしも古巣戦での勝利に貢献していたならば、香川のような展開が待っていたかもしれない。3位との差を踏まえても、そこまでしても良かったのではとの意見もあるだろう。だがトゥヘル監督は、異なる考えを持っていたということである。


木曜にドルトムントは、ELポルト戦2ndレグが待ち受けているが、果たしてカストロは遠征メンバーに名を連ねることができるのだろうか?