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2016年02月26日

香川フル出場のドルトムント、ELベスト16進出…ポルトに連勝

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグが25日に行われ、ポルトと日本代表MF香川真司のドルトムントが対戦。香川は公式戦2試合ぶりに先発出場を果たした。


ポルトは18日のファーストレグを0-2で落とし、本拠地に戻って逆転突破を目指す。21日のポルトガルリーグ第23節ではモレイレンセに3-2と勝利。メンバーを大幅に入れ替えて臨んだホームゲームで2点ビハインドから逆転し、勢いのつく形で勝ち点3を獲得した。ファーストレグからのメンバー変更は5名。ウルグアイ代表DFマキシ・ペレイラとスペイン人DFイバン・マルカノ、ブラジル人MFエヴァンドロ、ポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラ、ポルトガル代表FWシルベストレ・ヴァレラがスタメン入りを果たした。


対するドルトムントはホームでのファーストレグを2-0で制し、ベスト16進出に大きく前進。21日のブンデスリーガ第22節レヴァークーゼン戦でも1-0と勝利を収めた。公式戦では最近7試合負けなしで、3試合連続で無失点勝利と好調を維持している。トーマス・トゥヘル監督は、レヴァークーゼン戦から先発メンバーを5名変更。香川のほか、ドイツ代表DFマルセル・シュメルツァー、同MFイルカイ・ギュンドアン、同FWマルコ・ロイス、アルメリア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがスタメン入りを果たしている。


均衡を破ったのはアウェーのドルトムントだった。23分、ギュンドアがドリブルで中央突破し、右前方へ展開。ペナルティーエリア右側のムヒタリアンがワンタッチでファーサイドへクロスを上げると、ロイスがダイレクトボレーで狙う。強烈なシュートはGKカシージャスに阻まれたが、こぼれ球をピエール・エメリク・オーバメヤンが押し込んだ。セーブを試みたGKカシージャスに当たってゴールが決まったため、記録上はオウンゴールとなった。


貴重なアウェーゴールを奪ったドルトムントは、4失点以上を喫しない限り1回戦突破が決まる状況になった。敗色濃厚の中、ポルトも必死の反撃に出る。40分にはエヴァンドロがドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア右側からシュート。グラウンダーでファーサイドを狙ったが、わずかに枠の左へ逸れた。42分には右サイドからのクロスにヴァレラが反応し、ヘディングシュートで枠を捉えたが、GKロマン・ビュルキが好セーブで立ちはだかった。前半はドルトムントの1点リードで終了した。


後半に入っても、ポルトが積極的に攻撃を仕掛ける。56分には右サイドをオーバーラップしたM・ペレイラがグラウンダーのクロスを供給。フリーのヴァレラが至近距離から合わせたが、シュートはGKビュルキの正面を突いた。


以降もゴールは生まれず、試合は終盤へ。79分には香川が敵陣右サイドでボールを持ち、さらに右側で待っていたオーバメヤンに預ける。オーバメヤンのクロスを途中出場のアドリアン・ラモスがペナルティーエリア内で収め、左前方へ展開。待っていたムヒタリアンがグラウンダーのクロスを供給すると、ファーサイドでは香川が待っていたが、相手DFにブロックされた。コースが変わったボールはゴール方向へ飛んだものの、GKカシージャスがセーブしている。


試合は1-0で終了。ドルトムントが連勝し、ベスト16進出を決めた。香川はフル出場を果たしている。次戦は28日、ブンデスリーガ第23節でホッフェンハイムをホームに迎える。一方、ヨーロッパリーグ敗退が決まったポルトは同日、ポルトガルリーグ第24節でベレネンデスとのアウェーゲームに臨む。


【スコア】
ポルト 0-1(2試合合計:0-3)ドルトムント


【得点者】
0-1 23分 オウンゴール(イケル・カシージャス)(ドルトムント)

 


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