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2016年03月14日

両チームのファンが観客の訃報に沈黙を捧げる

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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日曜夕方より行われたドルトムントvsマインツ戦で、スタジアムに訪れていた観客のうち二人が、心筋梗塞のため病院に運ばれ、うち一人は他界したことが明らかとなった。もう一人の容体は安定しているという。


この知らせを聞いたドルトムントのファンたちは、フラグをしまいこみ、後半では沈黙が保たれた。さらにこれにマインツのファンも同調し、終了間際の88分にドルトムントファンから「You’ll never  walk alone(人生ひとりではない)」が歌われ、試合終了後には選手も加わり、数千人による大合唱が行われている。


試合後、マルコ・ロイスは「いったいなぜ沈黙しているのかわからなかった」と述べ、主審のアイテキン氏も説明ができず「試合後に監督から聞いたんだ。こういったことがあっては、もちろん試合は二の次のことさ。観衆のみんながみせてくれた行動に対して、大きな賛辞を贈りたい」と明かした。ヌリ・シャヒンも「サッカーよりも大切なことがある。それを今日、僕たちは目の当たりにしたんだ。」とコメント。


ボルシア・ドルトムントのディッケル広報担当は「ボルシア・ドルトムントは、敬意に満ちた行動を示してくれた全てのファン、特にマインツのファンのみなさんに対して、感謝の気持ちを伝えたいと思います」と語った。