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2016年03月21日

苦境から脱出へ…試行錯誤が続く香川「自分のプレースタイルを整理したい」

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、20日に行われたブンデスリーガ第27節でアウクスブルクに3-1の逆転勝利を収めた。

前節のマインツ戦でゴールを決めた香川。後半戦から招集メンバー外を経験するなど、苦境に立たされていた中で、約3カ月ぶりの得点に雄叫びを上げた。それから1週間後に敵地で開催された今節、トップ下で先発出場し、2試合連続ゴールに期待がかかっていたが、1-1で迎えた61分に無念の途中交代となった。

苦悩の日々が続く香川だが、今は変化の激しいトーマス・トゥヘル監督のサッカーに適応していく能力が問われているという。「フォーメーションが変わったりメンバーが変わったりしてるので、選手間でも難しさはあります」と話す香川は、「特に僕みたいな選手は、どのポジションでも使いやすさはあるので、いろんなポジションで試されてる感じはある。そこで(チャンスを)掴むところは掴まないといけないし、勝っているからなおさら付いていかないといけない」と明かした。

3トップの1列下で出場することが多い香川だが、「チームとしてベースが固まりつつあるので難しさはある。だけど、その中でどう生きるのか日々感じていかないといけない。トップ下でボールを受けるのはなかなか難しいですから、試行錯誤しながらやらないといけない」と苦境脱出を狙う。指揮官からも直々に指導があるようで、「監督からのアドバイス通り、ひとつポジションを落としてみたり、前向きでボールをもらえる状況を作ってみたりを考えながらやっていかないといけない」とアドバイスを受けて試行錯誤を続けているという。


「とりあえずチームも勝ってるし、前のストロングポイント(3トップ)は確固たるものがあるので、それはしょうがない。そこ(3トップ)をどうやって活かしてやっていけるのかも考えていかないといけない」と最前線との連携も考えつつ、「自分のプレースタイルをしっかり自分自身で整理してプレーしていきたい。チームのストロングポイントであるスピードを意識しすぎてて、逆に自分のプレーを表現する必要がある」と、現状打開には自身の強みを活かしたプレーも必要だと語った。


リーグ戦は残り7試合となったが、その前に今週から代表ウィークに突入。香川も日本代表に合流する。「しっかりと準備しないといけないし、世界を意識していかなければならない。難しい戦いではあるけど、切り替えてやっていきたい」と2016年最初の代表チームの活動に意気込んだ。



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