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2016年07月13日

チーム再編に挑むトゥヘル監督

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今シーズンはフメルス、ギュンドアン、そしてミキタリアンといった三人の主力を失ったボルシア・ドルトムント。これからチームの再編を目指すトーマス・トゥヘル監督が自身の考えを語った。





監督:トーマス・トゥヘル

…ミキタリアン、ギュンドアン、フメルスの移籍に伴うチーム再編について

様々なことが起こったね。チーム再編と見れる部分も多々あるだろうし、新しいスタートだという感覚もあるよ。マッツ、イリー、そしてミキという三人の非常に重要な選手が移籍することになったのだ。通常の移籍以上のものがあるさ。チームというのはとても繊細なものだよ。ただこれまでファンと共に共有してきたこのエネルギーが変わることがあってはならない。特にそういった部分はマッツ、イリー、そしてミキという選手たちの肩にもかかっていたし、安定をもたらしてくれていた、ヨーロッパでもそうみつからないクオリティをもった三人もの柱を失ってしまったよ。

…保持にむけての努力について

彼らを保持するだけでなく、さらにチームの強化をはかったいきたいと考えていたのだが、しかしできることに限りもあるよ。クラブの財政状況については無視することはできないし、ここで残されていた選択肢は2つで、このまま1年たっておそらく無償で手放すことになるということ、そして我々が選択したチームの再編を目指していくということだった。

…これからのチームの方向性について

とても若いチームだ。リスクはあるが、リスクから利益がもたらされるものでもある。競争力と保つために、こういった決断を下した。失ってしまったこと、新しい船出であること、そしてリスクを意識することはとても重要なことだよ。ただし愚痴をこぼすのではなく、これからのチームの成長を楽しみにしていきたい。ファンのみなさんに喜んでもらえるように根。

…お気に入りだったミキタリアンの移籍について

ミキのことはとても好きだったし、彼を失ったことはとにかく残念だ。しかしマッツやイリーを失ったことの残念さよりも大きいということはない。そういった感情論には縁遠い人間なのだよ。選手というのは常に上を目指しているものだし、だからトップクラブで挑戦したいと思うものだろう。ただ我々は、彼らが留まるように全力を尽くした。

…マインツではこういう経験もしただろうが

そうだね、ドルトムントに来る時は、あれほどの経験はしなくて済むのではないかと思ったのだが、しかし起こってしまった。しかもマインツとは別次元の話でね。しかしもう気持ちは切り替えているし、新しい選手たちのことを楽しみにしているよ。驚かせたいと思っているし、このリスクが報われる結果になってくれればと願っている。

…プレースタイルの変化も?

そのことは口にすることはできない。うまく整理したり、新しくしていくには時間が必要だろう。単純に一人を置き換えるようなことはできないし、それにはプレースタイルだけでなく、性格といった部分も影響するものだ。新しい答えを模索するには、あらゆる可能性を考えること。これまでいた選手たちについても、新しく獲得した選手たちについてもね。どうするかということは決めつけてはいない。ただ若い才能に重点を置くことにはなるだろう。はっきりとしていることは、どの大会についても優勝争いが我々に課せられたタスクではないということさ。まずはスタイルを見出し、そして結果もついてこさせながら、選手たちを成長させていくことだね。

…選手の数は多いが

まだいろんな可能性が残されているのだが、まずは我々にとってはみんなが互いを知ることが重要になる。まだ多くの時間、そしてツアーがあるのでね。いろんな機会を使いながら、どういう役割を担っていけるのかをチェックしていくことになるよ。それに若い選手が多いことも忘れてはいけないし、今季はヨーロッパリーグとはまたレベルの違うチャンピオンズリーグでの戦いが待っているのだ。


Kirchberg Oesterreich 13 07 2016 Trainingslager Pressekonferenz Borussia Dortmund Geschaeftsfu CEO:ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ

…主力選手が移籍

金銭面と存在感という点では、おそらくドルトムントを上回るクラブは5つくらいではないか。存在感という点ではマンチェスター・シティよりあることはいうまでもないだろう。ただお金の力に関しては別物だけどね。

…積極補強も

まだこれからも動く。それは確かだ。ただシーズンの最初は不安定だろうね。デンベレについては、彼が19歳ということはわかっているけど、素晴らしい選手であることもわかっているよ。

…ロイスについて

特にネガティブなことはないよ。いいかたちですすんでいる。マルコは数週間前に思っていた通りだ。8月真ん中からチーム練習に参加する。


imageDF:マーク・バルトラ

イングランド代表戦でプレーできたときはとてもうれしかったんだけど、でも戻ってきてからのクラシコでは使ってもらえなかった。あのときに思ったね、そこまでバルサでは重要に思われていないのではないかと。ペップのときにデビューして、ティトのときにトップチームに残ることが決断され、そしてタタのときには30試合に出場して代表にまで上り詰めた。それもエンリケ監督がくるまでだったね。スタートはよかったけど、でもそのあとで僕はオプションじゃなくなった。1年半の厳しい時間だったよ。信頼関係の問題だ。今シーズンはそういうのをあまり感じられなかった。完全移籍でドルトムントに加入した。ドルトムントは買い戻しオプションをつけたがらなかったんだ。ドルトムントの試合はみてたし、たくさんのことをこれまでに読んできたよ。スタイルはバルサとスペイン代表にているところがあると思う。早くマッチして、世界最高のチームで覚えてきたものを、もたらしていきたいと思うよ。


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