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2016年08月25日

プレーに喜びが戻ってきたシュールレ

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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土曜日に行われたDFBポカール1回戦トリアー戦は、試合内容もスタッツ的にも、ドルトムントは余裕をもって勝利を収めることができた。シュメルツァとパスラックの両サイドバックは高い位置に構え、ダブルボランチは一方が下がって、CBとともにビルドアップを展開。そして前半のうちに香川真司が2得点を挙げ、そしてハーフタイム直前にはアンドレ・シュールレの得点で試合を決めている。


「もしも退屈な試合に見えたのであれば、それはクオリティの高さを示しているともいえるよ」とトゥヘル監督はコメント。「冷静に試合をコントロールしていたね。ただ少しチャンスをうまく活かせないところもあったが、それでも勝利にふさわしい内容だったよ」と胸を張った。


特にヴォルフスブルク時代では期待に応える活躍をできなかったシュールレは、新天地「公式戦デビューで得点し、そして何よりもチームが勝利したことが重要だ。うれしいよ」と明るい表情を浮かべている。


Eintracht Trier v Borussia Dortmund - DFB Cup確かに4部のクラブが相手であり、ドルトムントのテンポについてくることができなかったが、それでもクラブ史上最高額の獲得に批判の声も挙がっていた同選手にとっては、この試合でチームの力になれることを示せたといえるだろう。


「フル出場したかったんだけどね」と試合後に話したドイツ代表。相手GKとの接触による「軽いめまい」を感じたために、そのままピッチを後にしたとのことが、「でも大したことはないよ。まだ少しアゴは痛むけどね」と述べた。


なおここまでのドルトムントの印象については、「とても居心地がいい。3週間が経つけどとても暖かく迎えてもらった。楽しいね」と明かし、「僕はアウトサイドから精力的に走ってシュートに行くタイプなんだけど、ここでは外でも中でも自由があるんだ。コンビネーションはうまくいっているよ」と、手応えを口にする。


特にザントハウゼンでのテストマッチでも2得点を挙げた、現在プレーする左サイドでは、マルコ・ロイスが暫く離脱にあることから、シュールレはこのままこのポジションでプレーしていくことになるとみられており、指揮官は「まだ途中ではあるが、得点は何よりもの良薬さ」と喜びをみせ、一方のシュールレも「3週間で100%の状態になるのは難しいけど、でもどんどんよくなっているよ」との考えを示した。

 


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