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2017年03月14日

気性の激しさが吉にも凶にもなるデンベレ

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ウスマン・デンベレとミッチェル・ヴァイザー。週末にドイツのサッカーで最も話題になった二人だといっても過言ではないだろう。ロスタイムにフリーキックを蹴ったヴァイザーに対して、それを止めに入ったデンベレが蹴られたボールを避けるようにしてバランスを崩し、ヴァイザーが大きなリアクションで倒れて、両チームが互いに詰め寄るまでの事態へと発展。

この時に見せたヴァイザーのリアクションが大げさではないかと話題になったが、一方でベルリンのダルダイ監督は「むしろデンベレのことが話に出るべきだ」とコメント。その後にヘルタは公式ツイッターにて、ヴァイザーのくるぶし付近の状態を写真付きで投稿し反論している。あのプレーは、むしろイエローで済んだことは幸運だったともいえるだろう。

そもそもデンベレには、ファウルの際に激しく詰め寄る場面が多く見られる傾向があり、2月に行われたヘルタ・ベルリン戦でも、シェルブレッドが意図的にファウルで止めた際にも同様のことがあった。その気性の激しさについて、トゥヘル監督は「それは我々の間でもテーマとなっているよ」と語った。「ただし話し合いをしている時の彼は、全くあのファウルの時とは違う雰囲気なんだけどもね」

ただし指揮官はプラスにもみており、ホッフェンハイム戦でロイスが退場しながらも2アシストと活躍し奮闘をみせたり、ポカールのベルリン戦では足が痙攣しながらもPK戦1番手の役割を果たしている。「でもね、ジャッジに不服を抱いて警告をもらうことはよくはないよ」

なおベルリン戦といえば、逆に相手DFセバスチャン・ラングカンプが、エムレ・モアに対してオーバーリアクションをみせ、のちにモアに対して謝罪したケースもあり、トゥヘル監督は「今回のことを大げさにはしないよ」と言葉を続けた。

また火曜日には、前回は悪天候のために中止となったDFBポカール8強ロッテ戦が開催。しかし守備の要ソクラテスは出場停止にあり、さらにチームを組織化させるヴァイグルは筋肉の問題で出場が疑問視されている。


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