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2017年04月23日

香川は2カ月ぶり出番なし…ドルトムントが自滅回避し連勝で3位浮上

Borussia Dortmund
ボルシア・ドルトムント
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ブンデスリーガ第30節が行われ、ボルシアMGと日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが対戦した。香川はベンチスタートとなった。

4月は公式戦9試合と過密日程を強いられているドルトムント。7試合目の今節はボルシアMGとのアウェイゲームで、トーマス・トゥヘル監督は4日後に控えるDFBポカール準決勝バイエルン戦を前に主力選手を温存。香川に加え、ピエール・エメリク・オーバメヤン、ユリアン・ヴァイグルはベンチスタートとなり、マルコ・ロイス、ウスマン・デンベレ、クリスティアン・プリシッチらが先発出場となった。

試合はドルトムントが幸先よく先制する。9分、プリシッチが高い位置で相手のミスからボールを奪うと、ペナルティエリアぎりぎりで相手に倒されてPKを獲得。10分、キッカーのロイスが落ち着いてゴール中央に沈めて先制点を奪った。しかし16分、ドルトムントにアクシデント発生。ヌリ・シャヒンが相手のタックルを左足首に受けて負傷。プレー続行不可能となり、22分にミケル・メリーノが投入された。

27分、エリア内に走り込んだロイスがプリシッチからのパスを受けると、切り返しで相手DFをかわして右足シュート。だが、これは相手のブロックに阻まれた。追加点を狙うドルトムントだったが、43分に同点ゴールを献上してしまう。ボルシアMGはペナルティエリア手前のアンドレ・ハーンが、メリーノのパスミスに反応し、ダイレクトで前線へ繋ぐ。これを受けたラース・シュティンドルがエリア内左で左足シュート放ち、ゴール右隅に決めた。

1-1で折り返したドルトムントは後半立ち上がり48分、相手のCKの流れでオスカル・ヴェルトに左サイドから鋭いグラウンダークロスを入れられると、マルセル・シュメルツァーがニアサイドで反応。だが、クリアし切れずにボールは無情にも自陣ゴールに突き刺さった。

ミスとオウンゴールで逆転を許したドルトムントは57分、ロイスを下げてオーバメヤンを投入。するとエースがさっそく結果を出す。59分、オーバメヤンがデンベレからのパスでエリア内左に抜け出し、GKもかわして左足シュートでゴールネットを揺らした。オーバメヤンのリーグ戦27点目で、ドルトムントが試合を振り出しに戻した。

ボルシアMGは77分、パトリック・ヘアマンガシュティンドルのスルーパスでエリア内に抜け出し、フリーで右足シュートを放つが、GKロマン・ビュルキの好セーブに阻まれる。ドルトムントは83分、エリア内左でパスを受けたラファエル・ゲレイロが反転から左足を振り抜くと、シュートは右ポスト内側に直撃するが、そのまま枠を外れた。

だが87分、左サイドでFKを獲得したドルトムントは、ゴンサロ・カストロのボールに、ニアサイドのゲレイロが頭で合わせると、これがゴール右隅に吸い込まれ、土壇場で勝ち越しに成功した。試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントが3-2で勝利。リーグ戦2連勝で、ホッフェンハイムを抜いて3位浮上を果たした。なお、香川はベンチ入りしたが、2月の第19節ライプツィヒ戦以来となる出番なしに終わった。

ボルシアMGは次戦、25日のDFBポカール準決勝で日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦。ドルトムントも26日の同準決勝でバイエルンと対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 2-3 ドルトムント

【得点者】
0-1 10分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
1-1 43分 ラース・シュティンドル(ボルシアMG)
2-1 48分 オウンゴール(マルセル・シュメルツァー)(ボルシアMG)
2-2 59分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
2-3 87分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)

きんg