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2017年06月01日

ロイスとヴァツケCEOが口論?「僕たちは大人だよ」

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7週間前のCLモナコ戦1stレグ開始直前に起こったバス襲撃事件。その翌日に試合を行なったことについて、トーマス・トゥヘル監督がUEFAを攻撃して間接的にハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOを非難。これが口火を切る形となり、シーズン終盤では首脳陣vs監督による問題がヒートアップする結果となった。

そして最終的には、トーマス・トゥヘルはシーズン終了後に解任という形で決着をみたのだが、しかしさらにツァイト紙は、翌日開催についてマルコ・ロイスとハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOが口論になっていたと報道。

記事によればロイスは選手を代表して翌日開催について疑問を呈し、ヴァツケ氏との話し合いを行っていたところだったという。

しかしこのことについて、マルコ・ロイス自身が明確に反論を述べている。

「ヴァツケ氏と口論なんてしていないさ。僕たちは大人の信頼関係で結ばれている。たとえ別の意見があろうとも、ちゃんとオープンに、しっかりと話し合うことくらいできるさ」

なおヴァツケCEOは選手たちに対して、「もしもプレーできない選手がいればその日の午後までに伝えるように言ってくれていた」こともロイス自身が認めるところであり、選手たちは誰もそのことを伝えにいくものはいなかったとのこと。

にもかかわらず、それまでの話し合いの中では特に言及していなかったトーマス・トゥヘル監督は、モナコ戦敗戦後になって翌日開催したUEFAを非難。すでにそれを支持する考えを表明していたヴァツケCEOを間接的に批判する形で口火を切ると、シーズン終盤では首脳陣vs監督による問題がヒートアップする結果となった。

ツォルクSD「このままではいけないと思った」


ミヒャエル・ツォルクSDは「今回の解任はあくまで長いプロセスの結果」であることを強調。ヴァツケCEOとの不仲が理由ではないことを強調し、「私が決断を下さない競技面のことはない。だからヴァツケ氏が理由というのは全くのデタラメだ」と語った。

確かに終盤での大事なホッフェンハイムとの直接対決を前に、ヴァツケ氏がトゥヘル監督を口撃したというタイミングもポイントではあるが、「あえてあの時にヒートアップさせる理由などない。みんながトゥヘル監督が仕事をしやすいようにと思っていた。だから最後にうまくいったのだ」とコメント。

しかしそれでも解任に至った理由については、「信頼が足りなかったのだよ。これから成功を収められるという確信をもてなかった。このままではいけないと感じたのでね」と言葉を続けている。


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